__5 ページ19
・
二葉先輩のカミングアウトに野郎組の先輩がざわつきだす。
六反田「二葉の家、厳しくて、バイトも禁止なんだって」
三村「え、高校生で小遣いゼロって大変じゃない?」
二葉「大変だよ!購買で、30円のレモンパイも買えない。本当は、みんなでカラオケだって行きたかったし、スマホだってほしかった!けど、ダサすぎるだろ!親が小遣いくれないから、みんなと同じようにできないなんて!かっこ悪くて、言えなかったんだよ!」
そこまで言うと、二葉先輩は膝まづいて頭を下げた。
二葉「お願いします!1人100円ずつでいいんだ」
六反田「二葉」
二葉「意地張って、SNSで女子といい感じになるのを馬鹿にしてたくせに、結局SNSで、女子といい感じになってしまいました!」
A「それに関しては謝らなくていいと思うんですけど…」
二葉「親は必要な時出してくれるって言うけど、さすがにデート代は頼めない」
一条「え、適当に嘘つけばよくない?」
A「確かに…」
七瀬「…いい子なんだよ」
二葉「こんな情けない、小遣いゼロの僕だけど、彼女が欲しい!頼む!看破してくれ!」
五島「そういうことは、早く言えよ。デート、頑張れよ」
八代「先越されんのは気に食わねぇが、誓い合っただろ。みんなで協力して彼女作るって」
五島先輩と八代先輩は二葉先輩の手に100円を置いた。
何だかんだ、いい人達だ。
他の先輩も100円を置いていく。
A「はい、私も」
二葉「え、さすがに女の子に貰うわけにはいかないよ」
A「頑張ってくださいね」
一条「ありがたくもらっとけ」
二葉「…みんな!ありがとう!必ず成功して、ユリさんの女子校の友達をみんなに紹介します!」
「「「よっしゃあ!!」」」
一条「よろしくお願いします!」
「「「お願いします!」」」
二葉先輩、七瀬先輩には紹介しないでくださいね。
…なーんてね。
・
1077人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まれぴゅま(プロフ) - Shiiさん» リクエストありがとうございます!少し遅くなるかもしれませんが書かせていただきます! (2019年9月8日 8時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
Shii(プロフ) - 番外編のリクエストなんですけど、やっしーといい感じになりたいです。キュンキュンしたいです。ツンデレcoupleみたいな感じで!やっしーだけにみせる顔的な! (2019年9月8日 2時) (レス) id: 907d8d54af (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら。 - ありがとうございます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: da279ac280 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - すずかすてら。さん» リクエストありがとうございます!!かしこまりました!!移行後書きますね!! (2019年8月7日 13時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら。 - 番外編のリクエストいいですか?五島くんといい感じになるのが見たいです… (2019年8月7日 13時) (レス) id: da279ac280 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まれぴゅま | 作成日時:2019年7月28日 13時