__1 ページ15
・
2年G組、通称“野郎組”に通う私のお兄ちゃん。
放課後、お兄ちゃんのクラスに迎えに行くのはもう定番になっていた。
私が野郎組の中に紛れていても、もう誰も何とも言わない。
二葉「助け合う?」
四谷「うん。僕達、女子と喋れないから…」
三村「野郎組でSNSグループ作ってさ、もし女子と接近してピンチになったら、お互い駆けつけ合うとかどうかな?」
六反田「いいね」
一条「はぁ〜?」
五島「女子と近づいたらピンチって発想がやばくね?」
八代「あーあ。コレだから野郎組は」
七瀬「女子との接近はむしろチャンスだろ」
A「でも先輩達も女子と話せない病ですよね」
今女子いるんだけどな。
まぁ年下なんて子供扱いで恋愛対象どころか女子として見れないのかも。
一条「でもまぁ、クラスの親睦深めるために、野郎組のSNSグループ作るのはアリじゃない?」
八代「はぁ?SNSで親睦って何すんだよ」
一条「え?」
六反田「しりとり…とか?」
八代「はぁ〜!?…楽しそうじゃねぇか。おーしやろう!」
一条「やろやろやろやろ!」
二葉「ゴメン!僕ムリ」
五島「え?」
二葉「僕、スマホ持ってないからムリ」
六反田「そっか」
七瀬「二葉持ってなかったの?」
二葉「う〜んまぁ」
一条「マジか。ないと不便じゃない?」
A「連絡とかゲームとかしないんですか?」
二葉「別に!僕、携帯持たない主義だから」
五島「へぇ。俺スマホないと困るわ。えろ動画もスマホで見るし」
三村「そうだね!えろ動画はスマホだよね」
五島「スマホだよな!」
…女子の前でそんな話しないでもらえますか?
七瀬「Aちゃんの前でそんな話するなよ」
ほらまた。
あなたのふとした何気ない一言で、私はここまでドキドキするんだ。
・
1075人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まれぴゅま(プロフ) - Shiiさん» リクエストありがとうございます!少し遅くなるかもしれませんが書かせていただきます! (2019年9月8日 8時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
Shii(プロフ) - 番外編のリクエストなんですけど、やっしーといい感じになりたいです。キュンキュンしたいです。ツンデレcoupleみたいな感じで!やっしーだけにみせる顔的な! (2019年9月8日 2時) (レス) id: 907d8d54af (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら。 - ありがとうございます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: da279ac280 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - すずかすてら。さん» リクエストありがとうございます!!かしこまりました!!移行後書きますね!! (2019年8月7日 13時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら。 - 番外編のリクエストいいですか?五島くんといい感じになるのが見たいです… (2019年8月7日 13時) (レス) id: da279ac280 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まれぴゅま | 作成日時:2019年7月28日 13時