伝説の彼女は自由人すぎる。【今牛若狭】

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Aside

『マイキーーーーー！！！！』

アジトの中へ入ってそう大声で叫ぶと仲間らしき人物がいた。無視して素通り。

春「あ？誰だおま……」

途中で止まった。どうしたんかなと思いそいつがいる方へ振り向くと見覚えのある人物。

『あ〜〜〜！春千夜じゃないの！！！』

春「A、なんでいんだよ」

『マイキーに会わせて♡言うこと断ったら……ね？』


少し間が空いたが、

春「ﾁｯ、ついてこい」

『春千夜ありーっ！』

春「くっつくな！！」










春「マイキー客だぜ」

そういった瞬間幹部共も全員振り向いた。


『よっ！マイキー』

マ「A……」


『なんで真ちゃんが悲しむよーなことすんだよ、こんなことやめたら？』

春「………………」


マ「……もういいんだ。これ以上大切なものをなくしたくない。俺は一人でいい。」

『あら、随分と大きな嘘を〜。それに私がいる限りひとりじゃない』


マ「……A、なんで来た？」

『あんたと話ししたかったから。』


マ「なら俺と付き合って。そしたら抗争やめる」


……はい？？？
そんなこと交換条件に出されたら不利じゃないですか！！

マ「あははっ、冗談。ワカと付き合ってんだろ？幸せになれよ。……それにしても相変わらずAは自由だな。ここに一人で来るなんて。」

『よく言われるよ。まー危険になったらボッコボコにするけど♡』


マ「女には手出さねぇよ。特にAは色んな意味で。……もう帰れ。俺が暴走したら誰も止められない」

『はいはーい。意地でも止めてやんよ』


そうして退散した

















『ワカただいまーっ！！』

「おかえり……どうだった？」

『マイキーに告られた』

「は！？……シメに行ってくる」

『え！！ま？？一緒に行くー！！』

「そういうと思った、行かねぇよ。暑いし帰る。」

『まてワカ。近くに焼肉が！！行くぞっ』

「は？おい速っ……待てよ！！」





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