伝説の彼女は自由人すぎる。【今牛若狭】

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若狭side

やっぱり抗争が始まった。

戦況はだいぶ固まってきてる。

……ベンケイ派手にやられたな。


千咒は俺に「もう見てられねぇよ」なんて言ってサウスと戦ってたけど、ぶっ飛ばされちまった。


……“黒い衝動”か。


真ちゃん、どうしたらいい……？



そんなことを考えていたら

ﾄﾞｺﾞｯっと鈍い音がした


前には体制の崩れたサウス。

周りの奴らも固まっていた。


サウスの近くに水筒が落ちてた。おそらくそれに当たったんだろう。


……水筒？誰が水筒投げんだよ


『今牛若狭いるかあああああぁぁぁ！！』


後ろからは聞き覚えのある声。

……おいマジかよ

てか声でか


『あ、ワカ見っけー！おおっ、派手にやられたねぇ
……千咒ちゃんも？』


「Aっ……来んなって言ったろ。危ねぇよ」

『ワカ、今日だけは私も参加させて。六波羅単代に１個恨みあったんだけど増えたわ。』

「水筒投げるとかイカれてんな笑」

『あ！ワカが笑ったー！水筒は手元にあったからとりあえず投げようと思って。』

「さすが。……俺も少ししたら加勢する。それまで頑張って」

『りょーかいっ！行ってきまーす！』




武道side


『寺野サウスだっけ？ぶっ殺してあげるよー』

サ「へぇ、女がそんなこと出来んのか？来てみろよ。」



すげぇ、寺野サウスとやり合ってる。

花「Aさんは何者なんだ…？」


千「Aは、ワカとベンケイに並ぶくらい強かったんだ。
Aは、チームなんて作ろうとしなかったからあんまり有名じゃなかったけど、チームを作ってたらきっとワカとベンケイに並んでた」


そんなに!?すごすぎる……。

千「でもだんだん有名になってきて、ワカと出会った。黒龍と絡み始めてからは結構大人しくなった」


「ふっ…w懐かしーな。今はとんでもなく自由人。」




花「Aさんそんなに強ぇんだ…」






……あれ、千咒の未来は阻止できたけど、











ワカくんとAさんって未来に…………

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