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11.2 ページ30

「また来たか…大人数でぞろぞろと…」

テルくんと私が最前線で構えると、
黒い大人の中に、1人。
目を疑う人物が見えた。


「…霊幻、さん?」
「えっ」

なんと、先頭には、霊幻新隆がなに食わぬ表情をしてそこに立っていたのだ。


「よーモブにA、お前らこんな所で何やってんだよ。弟も一緒じゃねぇか。どうした?」


いかにも怪しい霊幻さんに、
テルくんは警戒する。



「な…何者なんだあんた…この人たちと知り合いなのか?」

すると敵の中の1人が声を張り上げる。
「くぉら!ボスに生意気な口を利くな!」

「…ボスだと!?」

テルくんが驚いて口をあんぐりと開ける。
いや、私もおんなじ気持ちである。

「何で師匠がここに?」

モブがそう言うと、
周りが声を揃えて驚く。


「「師匠!!?!」」


え、えっと…

どうゆうことなのだろう。
霊幻さんは、敵だったのか。
長い間、私達を騙していたのか?

なんて考えを一瞬考えてやめた。
多分霊幻さんはそんなことしない。


いい感じにこの組織を騙しているにちがいない。


「ここに閉じ込められているんです!僕達を解放してください!」

テルくんが大きな声で訴えると
霊幻さんは「なんで閉じ込めてんだよ…」と組織に聞く。

やっぱり、霊幻さんはなにも知らずにこの施設に心配で来てくれたんだ。

霊幻さんの質問に幹部のひとは、ごにょごにょと小声で霊幻さんに理由を耳打ちをした。



「…いやだからそれ犯罪だって」


霊幻さんが曇った顔でそういうと、
幹部一同、「反省します!!」と謝った。



「とりあえず帰るぞ〜」


といつも通り霊幻さんは私達を連れて帰るが、
幹部の人達は「え?どちらに?」と霊幻さんを引き止めようとした。




と、ドアを出たところまでは良かった。




「ぁ、」



目の前には顔に傷があるやつらと、黒いマントをかぶった、いかにもボスらしき人が立っていた。

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設定タグ:モブサイコ100 , モブサイコ , 霊幻新隆   
作品ジャンル:アニメ
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いお(プロフ) - めっちゃ面白いです! (2020年4月20日 14時) (レス) id: 2c0f895578 (このIDを非表示/違反報告)
もちぷにゃ(プロフ) - くるみさん» 前の作品から見てくださってありがとうございます!!!進度は遅いですが、まったりと気ままに見ていってください!! (2019年3月20日 1時) (レス) id: 60b6080b83 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - リメイク版嬉しいです!過去の小説何回も読み返して、更新はもうないかなぁって諦めかけてたので....... (2019年3月18日 23時) (レス) id: 31bc7fd2ed (このIDを非表示/違反報告)
もちぷにゃ(プロフ) - ブラピさん» 嬉しいです!!どんどん更新できるよう頑張ります! (2019年3月17日 18時) (レス) id: 3f692da79e (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2019年3月17日 11時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちぷにゃ | 作成日時:2019年3月9日 19時

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