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テルside
僕の説明を聞いてなかったのか！？
「死にたいのか？」
僕がそう聞くと、影山くんは真顔で僕を見上げた。
「いや、全然。」
なんだよ。
「だったら落ち着け。」
すると、彼は確信を持った目でこう答えた。
「勝てると思うから。」
影山くんの自信と殺気溢れる顔に、どうも言えなかった。
「…わかったよ。でもどうして君の弟なんだろうな？」
すると、あ！とエクボが思い出したように喋り出す。
「そういえばお前らと同類が集まる研究所があるんだ！律も最近そこに通ってた！
…そこに、Aもいた…。」
それを聞いた途端、影山くんはガタンと立ち上がる。明らかに影山くんからは殺気が伝わってくる。
「え？」
「…なんだって？」
A…って、あの時、影山くんと一緒にいた、あの…あの子か…
結局名前も聞けなかった。
今度会えたらお礼を言おうと思ったんだ。
「あ、もしかしたら、今日はそこに行ってなかったりするんじゃない？」
僕はふとそう思いそう言うと、
「あ、そうか、」影山くんはそう声を漏らすと、メールの欄を開いた。
だが、メールを見ても、彼の顔は晴れなかった。
【モブごめんね！今日も用事あって事務所には行けない！霊幻さんにもよろしく伝えといて〜】
彼の携帯を覗くと研究所に行くと思われるメッセージが残されていたのだ。
「っ、電話」
不安で手がカタカタと震えながらも
影山くんは連絡先から彼女の名前を選び、電話をかけた。
プルルルル…
…プチッ
『おかけになった電話番号は…』
「…でない」
影山くんは追い詰められた表情をしていた。
それもそうだ。
弟くんが拉致され、大事な人は安否不明。
そんなの、耐えきれないだろう。
「じゃあ、行かなきゃだね、影山くん。」
「うん。」
「…茂夫…」
行動するしかない僕たちは、情報を得るため、覚醒ラボへと向かった。
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いお(プロフ) - めっちゃ面白いです！ (2020年4月20日 14時) (
レス) id: 2c0f895578 (このIDを非表示/違反報告)
もちぷにゃ(プロフ) - くるみさん» 前の作品から見てくださってありがとうございます！！！進度は遅いですが、まったりと気ままに見ていってください！！ (2019年3月20日 1時) (レス) id: 60b6080b83 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - リメイク版嬉しいです！過去の小説何回も読み返して、更新はもうないかなぁって諦めかけてたので....... (2019年3月18日 23時) (レス) id: 31bc7fd2ed (このIDを非表示/違反報告)
もちぷにゃ(プロフ) - ブラピさん» 嬉しいです！！どんどん更新できるよう頑張ります！ (2019年3月17日 18時) (レス) id: 3f692da79e (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです！更新頑張って下さい！ (2019年3月17日 11時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちぷにゃ | 作成日時：2019年3月9日 19時
