検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:1,471 hit

数年後 貴方side ページ31




あれから何度季節が巡ったことだろう


組織を抜けた私は、色々な場所を転々としていた




……総悟は、どうしてるかな



いつまでたっても忘れられない
どうしようもなく好きで、毎夜涙が溢れてくる



わかってたはずなのに



どうしたって私達は駄目なんだから


それでもやっぱり貴方が恋しくて、貴方に会いたくて、


戻ってきてしまったのだ






江戸に



会う資格なんてないから、姿さえ見れたらそれでいい



ふと耳に子供のはしゃぐ声が聴こえた


……公園


_________A


そんな声が聞こえてきそう

彼がいつもサボり場所にしていて、私は、何度も連れ戻しに行っていた


きっと今日も土方さんから逃げているのだろう




ここにいれば姿を見かけることもあるはず



顔が見えないように笠を深く被る



もし、彼を見たら、私はじっとしていられるだろうか











彼の姿こそ無いが、前と変わらず子供達が楽しそうに遊んでいる

………変わったのは私達だけか


とりあえず、ベンチに座ることにした

座っているのば私一人で、自分だけ時間が止まっているようだ















「ねぇお姉さん!」

気付けば遊んでいた子供達が前に立っていた

『どうしたの?』

「お姉さんは、ずっと座っててつまらなくないの?」

『人を待ってるの。皆はつまらないの?』

「うん。もうボール遊びも飽きちゃった」

「何か面白いことないの?」

面白いこと、ねぇ……………

『面白い、かはわからないけど、お姉さんが一つお話をしてあげるわ』

「本当?やったぁ!」



『昔々、あるところに一人のお姫様がいました_________


続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←第二十八話 沖田side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みーこ - 更新ファイトです! (2019年4月28日 23時) (レス) id: 96eb7dd446 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - ありがとうございます。 更新頑張ります。 (2019年3月25日 18時) (レス) id: d8d2330064 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ - めっちゃ面白いです!! 更新楽しみにしてます。 (2019年3月25日 16時) (レス) id: 96eb7dd446 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年3月23日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。