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Aside
持ってきた荷物をちょうど整理し終わったら、零先輩が話しかけてきた
「行くぞ」
ささやくように少し声をひそめて零先輩は言う
その声がいつもより冷たくて、きっとこの人のなかではもう潜入が始まってるんだって思った
「・・・わかりました」
私の声も、いつもより硬くなった
胸の内ポケットにお兄ちゃんから預かった手紙があることを確認して立ち上がる
いつ死ぬかわからなかったお兄ちゃんに託された二通の手紙
ひとつはライという人に
もうひとつは零先輩に
「あいつが苦しそうなときに渡してくれ」
お兄ちゃんがそう言って私に託してくれた、大切な手紙
でも、こんなにキビキビしててかっこいい人が苦しそうなときなんてあるのかな?
歩くのに合わせて揺れる金髪を見ながら、ぼんやりと考えていた
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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作者名:総雪 | 作成日時:2017年1月10日 18時