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空白 ページ3

私は、事故にあった あの日から
ずっと今まで眠っていたらしい。

その間に、10歳だった私は13歳になっていた……
つまり、三年くらいは眠っていたことになる。


それを知ったのは、私が目を覚ましてから
数時間後に、病室に入ってきたお母さんから聞いたからだ。
会ってすぐ分かった……記憶は正常らしい。


「ねぇお母さん、私が眠ってる間、何かあった?」
私は、状況を知るために色々聞こうとしていた。

「ん?別に何もなかったけど?……
ただ、みんな美樹のこと心配してたかな。」
お母さんは、そう言った。

そう、私の名前って美樹だったな……


私とお母さんは、しばらく病室で会話をしていた。
私もお母さんも気楽そうで、
今の所、困る事はなさそうで何よりだ。


こうして、空白の3年間は少しづつ埋まっていく…

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作者名:わかぴー | 作成日時:2017年6月19日 5時

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