【鬼滅の刃】今世、鬼を狩る暗殺者【暗殺教室】

カオス() ページ23

炭治郎side


部屋の気温が数度下がった。


理事長先生は相変わらず貼り付けたドス黒い笑顔を浮かべていて、Aも笑顔だけれど溢れ出した殺気が背後に見えるな…。



｢｢((ああ…Aを怒らせた…))｣｣ｶﾞｸﾌﾞﾙ




怒りの音と匂いと殺気が直に伝わる三人は、自分たちが怒るよりも先にこの空間から逃げたい
と割と切実に思った((



この人は何故A達をA組に入れようとするんだ？

任務の事は理事長先生にも伝わっていると言っていたのに…









『バイトが駄目？私達にとっては椚ヶ丘(ここ)での勉学の方がバイトです。此処で貴方がA組へ行けと仰るのなら、さっさとキメツ学園のに帰らせていただきます。



＿と言って、此処で任務を投げ出せば文句を云われるのは政府から頼まれたお館様の方…

貴方もそれを分かっていてやっているんです。イカれてますね。









…仕方ありません。穏便に済ませたかったのに』



嗚呼、そういうことだったんだな。


Aが殺気をしまってくれたお陰で伊之助と善逸の震えも少し落ち着いたようだが、まだ怒ってる匂いがする…





ｼｭｯ＿


不意に、何かが空気を切る音と共にガシャンと大きな音が響く。

俺たちの横で花瓶が割れた




＿え、まさか割ったのか!?



『学校の備品＿まして、理事長せんせーの大事な骨董品を壊し、迷惑をかけました。そういえば脅しもしましたか。
素行が悪い、とＥ組行きになった生徒は沢山居ますね。名前も云いましょうか?』



チラッと俺たちを見るA。

……？



…ああ！わかったぞ！


炭｢任務をさせて頂けないのなら、此処で悪い事をした生徒には頭突きします!!｣


｢『ﾌﾞﾌｯ』｣


突然Aと善逸が笑い出した。


俺…可笑しいこと言ったか？








＿俺が思いついた悪いこと。



しのぶさんに前、禰豆子を追いかけていた善逸を頭突いたときに言われた。



し｢炭治郎さん、貴方の頭突きは一般人にやってはいけませんよ？最悪大事になりますので。

え？＿嗚呼、普段周りに居る人は頭突きしても死なないほど頑丈なので大丈夫です。はい｣ﾆｺｯ




＿つまり、生徒を頭突くのはしのぶさんとの約束に反する。

約束を破るのは悪いことだ！←




『…んふ、そ、そうだね笑
炭治郎が頭突きをしたら相手が脳振盪起こすもんね笑』



善｢えっと…(おい伊之助、取り敢えず暴れていいぞ)｣

伊｢あ”？｣

『天ぷら。(あげるから)』

伊｢！｣

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