今までの番外編なんだってよ ページ38
『はー!!動いた動いた！！』
紅「もうこんな時間か」
紺「お前らなァ…」
あの後は酷かった。
紅の技に対しAは間をすり抜けるように急接近、いくつかの技で頬に掠り傷を付けた。
…が、紅の技が12発目に出された辺りで炎に木刀が耐え切れずに砕けた。
そのまま終りゃいいのに、Aは木刀の柄で弐の型？とか言う突き技を二発
紅がAの腕掴んで「これで爆破すりゃ終わりだぞ」って言ってAが降参、漸く勝負がついた。
紺「姫さんも木刀折れた時点で止めとけよ…」
『いやァ…まだ行けるなぁと』
紅「アレは流石に驚いたな」
『つい』←
紺「はぁ…じゃ、俺は夕餉を作ってきやす。今日は姫さん、大人しく休んどけ」
『えっ』
それ私の仕事よ？
紅「そうだな」
えぇ…
『紺炉に仕事取られたー』
私家事やるのが主だった仕事の筈なんだが。
＿＿
＿
紅「…少しは解れたか？」
『？』
紅の要望でお茶を入れて飲んでいると、そんなことを言われた。
紅「ここ最近、ずっと警戒しっぱなしだったろ。そう言うのは良くねェ…って昔言われた」
『…へぇ』
警戒しっぱなし？そうだっけ。
…あー、まあ確かになるべく周囲に意識を向けるようにしてたかもしれない。
でもそれは…
紅「間違ってもそれが普通だとか言うなよ」
『ふｯ………ねぇなんで先回りするかなぁ？』
紅「ハッ」
…(ｲﾗｯ
紅「流石の俺もこんだけ居りゃあ、お前が自分を二の次にする奴って事はよく分かる」
『……』
…反論、できない。
紅「普通は無謀だ何だと切り捨てるがな、Aが他の奴と違うのはそれが無謀じゃねェからだ。
それだけの力、使命感、意味…そういったモンがあるからな」
『＿そうだね』
紅「だがな、これだけは言っとくぞ」
紅「此処は俺の町だ」
『＿＿＿へ』
素っ頓狂な声が出た
紅「浅草は俺の町で、大隊長は俺だ。
Aは…俺達の補佐かなんかしてりゃいい」
『…ふ、あはははっ！！』
紅「何で其処で笑う」
『いや、おっかしｯ…はははっお腹痛いｯｯ笑』
紅「……」
うずくまって爆笑する私の横でムスッとした顔でこちらを見る紅に倍笑える()←
だって言い方が不器用過ぎる笑
何かこんな事前にもあったなぁ…
『大体、さんざん大隊長になるの不安がった人がそりゃあ無いでしょ!!笑』
紅「煩ェ…文句は受け付けねぇからな」
『あっはははっ!!!』
紅「笑い過ぎだろ…」
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イチゴミルク(プロフ) - 受験頑張って下さい！！それと，この作品本当に好きで，とっても面白いので出来る時に更新頑張って下さい！！！応援してます〜！ (2021年9月14日 19時) (
レス) id: 9f32c5ebed (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 受験お疲れ様でした？小説の続きも頑張ってください (2021年3月17日 6時) (レス) id: 30a8cc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 私も受験生なので頑張ってください (2021年2月13日 9時) (レス) id: 30a8cc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - 私も頑張りますので！ (2020年11月20日 7時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - あおりさん» うっ、合否…ハイ。良かったらお伝えします…ハイ。頑張る (2020年11月20日 7時) (レス) id: 6412d0e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇月 x他1人 | 作成日時：2020年8月4日 8時
