久しい感覚 ページ37
Aside
__矢張り紅は強い。
自分の能力を理解した上で、きちんと力を発揮している。
勿論前も柱同士で鍛錬した事はある
煉獄さん、不死川さん、義勇、蜜璃などなど…
炭治郎達とだってした。
…けど、何て云うんだろう。
今はその時には感じなかった楽しさ…みたいなものがある
久しぶりの高揚感
少しどころでは無い、この状況が楽しいのだ。
紅「…遊ぶ余裕はあンだな」
『紅だって』
紅が酒飲んでフラフラな隊員が立ったのを狙って華月を放ったのは判ってるぞ?←
…ちなみに、私も草餅食べてお茶を飲む紺炉にイラッとしたことは認める。←
流石に目の前で好物を食われるのは腹が立つ
…ので、私は紅の攻撃を断つと同時に衝撃波を少し彼らに向けた。
浅草に来たばかりの頃やった、衝撃波による被害を最小限にするためのコントロール、というものを覚えたのだ。
私だって成長はあるンだぞ★
それに…少し言い方が悪い自覚はあるが、紅の炎は血鬼術に似ている。
勿論鬼だとは全く思っていないし、殺す気は毛頭ない
けれど敵に見立てる訓練にもなると少なからず思っている。
鬼殺隊に第七特殊消防隊…
どちらでやって行くにしろ、私は“最大の弱点”を克服しなければならないのだ。
鍛錬をすると癖や動き方が分かるものだが、彼は本当に戦闘センスがいいんだろう
__隙が無い__
さっきは炎を使ってもいいと言ったが、これが鍛錬だから言える話。
私だけではない。
__呼吸を使う者が皆持つ“最大の弱点”__
それは、
何がと言われるかもしれないが、実際呼吸を使う者にとって、炎を使われるのは圧倒的に不利なのだ。
炎然り、水然り、風や氷も例外ではない。
“無酸素状態”になんてされたら、たまったもんじゃない
息ができなければ技は打てない。当たり前だ。
紅はそれを分かっていて中々炎を使ってこないのだから、優しいというかなんというか…
…むず痒い。
いや、変な事考えてる場合じゃないよね、これからこういう炎使いと沢山戦うんだから。
『倒れないと終わらないんじゃなかった?』
紅「…そうだな」
『んじゃ』
紅「『此処からは容赦しない/しねェ』」
紺「(お二人さん、楽しむのは良いンだがな?
…こっちの被害も考えてくれよ、頼むから)」
「「(大隊長たちは絶対怒らせない…)」」ガクブル
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イチゴミルク(プロフ) - 受験頑張って下さい!!それと,この作品本当に好きで,とっても面白いので出来る時に更新頑張って下さい!!!応援してます〜! (2021年9月14日 19時) (レス) id: 9f32c5ebed (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 受験お疲れ様でした?小説の続きも頑張ってください (2021年3月17日 6時) (レス) id: 30a8cc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 私も受験生なので頑張ってください (2021年2月13日 9時) (レス) id: 30a8cc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - 私も頑張りますので! (2020年11月20日 7時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - あおりさん» うっ、合否…ハイ。良かったらお伝えします…ハイ。頑張る (2020年11月20日 7時) (レス) id: 6412d0e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇月 x他1人 | 作成日時:2020年8月4日 8時