アニメでジョーカーと暴れてる紅、格好良かったです ページ33
女「ひッ…!」
女性は立ちすくみ、動けないでいた。
そんな中、
Aはスッと女性の前に出て、拳を見据える
『__少し、落ち着いてください』
Aは勢いそのままに殴りかかる男性の腕を掴み、足を軸に直角に回転
勢いを利用して女性の真横へ、男は綺麗な弧を描いて投げ飛ばされた。
__背負い投げにもならなかった。
男性は背中から痛そうな音を立てて着地、受け身なんて取る暇もない様子で唖然と中を見つめる。
女&野次馬「「「…(呆然)」」」
男も何が何だか判らない様子でAを見た
__え、今何が起こった???__
…その場の全員が思った。
周りから見れば、男の殴りかかる姿を見た次の瞬間に大きな音がして、気づくと女性の横に男が倒れ伏していたのだ。
つまり、何も見えなかった。
「「(嘘だろ姫さん/Aちゃん…)」」
皆がそんな心情だったとは露知らず、テキパキと男を起こして思考し続けるA。
…んー、んー?
_おや。
『…お姉さん、本当にぶつかられましたか?』
女「_え、あ、えっ…も、勿論よッ!!」
『どのように?』
女「え?…普通に、横を通りすがりに勢いよくぶつけられて吹っ飛ばされたんだから…」
男「ッテメ、何デタラメ言ってンだ!俺は避けたぞ!!テメェがわざわざ突っ込んできたんだろうが!!!」
女「は?何偉そうに言ってんのよっ…て、ちょっとアナタ!何してんの!!?」
『…ですよねぇ。
ありがとうございます少年、これはお礼の飴ちゃんです』
少年「わぁい!」
『何、と言われましても…情報収集ですかね?』
すぐ横の店からずっと覗いていた少年に、二人のぶつかった時の様子を聞いただけだ
女「はぁ?どう考えても私は被害者じゃないの!!」
『その割には、泥の付き方が変なんです』
女「…は?」
『いやねぇ?さっき迄雨だったでしょう?
地面は滑りやすく、貴方は動き難い着物なんです。偶然ぶつかって尻もちをついたなら、もっと全体的に汚れている筈なんですよ。
…なのに、貴方は自分の手とお尻の部分、そして着物の裾しか汚れていない。
突然吹っ飛ばされたなら、倒れてそんな転び方は不自然ですよ
お姉さん』
そう言うと、女性は見るからに顔を青くした。
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イチゴミルク(プロフ) - 受験頑張って下さい!!それと,この作品本当に好きで,とっても面白いので出来る時に更新頑張って下さい!!!応援してます〜! (2021年9月14日 19時) (レス) id: 9f32c5ebed (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 受験お疲れ様でした?小説の続きも頑張ってください (2021年3月17日 6時) (レス) id: 30a8cc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 私も受験生なので頑張ってください (2021年2月13日 9時) (レス) id: 30a8cc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - 私も頑張りますので! (2020年11月20日 7時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - あおりさん» うっ、合否…ハイ。良かったらお伝えします…ハイ。頑張る (2020年11月20日 7時) (レス) id: 6412d0e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇月 x他1人 | 作成日時:2020年8月4日 8時