狐と日常 ページ36
＿＿今日は、善い一日だ。
面倒事は何も起こらず、目の前には数分前に書き終わった、ポートマフィアでの太宰君救出の際の報告書が纏まっている。
手元には、最近噂で聞いていた
嗚呼、檸檬の甘酸っぱい香りが鼻腔を擽る。
今日は穏やかな日だ＿＿
.
「同棲なんて聞いてませんよ!!」
『…と思っていた自分を殴りたい』←
太宰「部屋が足りなくてねぇ」
叫んだのは中島君。
そしてその叫びを笑って返すのが太宰君。
全く、探偵社はいつも騒がしいな。
これが日常なんだけども
太宰「判らないかい敦君。
マフィアを追われ縁者も無い彼女は沼のように孤独だ。それに裏切り者を処する為、組織の刺客が来るやもしれない。一人暮らしは危険だよ」
敦「た、確かに…」
太宰「君が守るんだ!大事な仕事だよ」
敦「判りました!頑張ります!!」
『ちょろい…(ﾎﾞｿｯ』
中島君、このヨコハマで其れは危ないぞ？
国木田「敦で遊んどる暇があったら、ポートマフィアに囚われた件の報告書を出せ」
『ならば国木田君。僕は書き終えたので出すよ〜』
国木田「早いな。だがその
『乱歩君』
国木田「……あの人は別だ。それに普段は取っているだろう」
えぇ、酷い…
太宰「＿敦君。」
敦「ハイ！」
太宰「私の代わりに報告書を書き給え」
あ、遂には報告書まで押し付けやがったな太宰君
『太宰君。私がこんな面倒事を進んで終わらせたのに、君だけ其れはいただけないなぁ？』
太宰「うっ…善いじゃ無いか！
＿それに、敦君にも関わる話なのだよ」
敦「？」
太宰「君に懸賞金を懸けた黒幕の話だ」
敦「判ったんですか!?」
…上手い具合に話を変えられた。
そういやそんな事もあったっけ
太宰「ポートマフィアの通信記録によると、出資者は“
国木田「実在するのか？組合は都市伝説の類だぞ」
内容は既に太宰君から聞いた
要は、お偉いさんに幅を利かせてる金持ちって事でしょ？←
ｲﾗｯ＿
そんなことよりも外が煩い。
誰だ僕のおやつタイムを邪魔する下賤な輩は…!
国木田「＿そんな連中が何故、敦を…」
『嗚呼、もう＿＿五月蝿い!!!』
「「!?」」
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Ｒ−アル−(プロフ) - ・・・・最ッッ高・・・・・ 此れはヤバい、語彙力が逝く・・・！！ (2020年5月15日 11時) (
レス) id: 5c454f868c (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ−アル−(プロフ) - 一気読みして来ました、最ッッ高でした！！続き楽しみにしてます！ (2020年5月13日 2時) (レス) id: 5c454f868c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇月 x他1人 | 作成日時：2020年4月25日 2時
