狐と最強と最凶 ページ24
福沢は廊下に出る。
左右からの武装した軍人が来て、銃を構えたときには、福沢は既に目の前にはいなかった
手首を掴まれたと思考した次の瞬間には、軍人二人は床に転ばされていた
軍人が混乱しながら撃とうとしても、手に銃は無い
喉に打ち下ろしの肘が二発。
福沢が駆ける。
慌てた軍人が照準を向けるよりも福沢が数メートルの距離を縮める方が遙かに疾い
顎が砕ける音が響いた
…エグいね。
こっちまで余裕で聞こえてくるよ
「A!」
『あぁ、聞こえているとも』
後ろの扉が勢いよく開き、それと同時に銃弾が無数に放たれる。
『無理無理、そんな豆鉄砲』
「なッ…青いh」
『さようなら〜』
中を見た軍人の顔面に拳を一発。
軍人は為す術なく壁にめり込んだ
あ、ゴキッていった。
鼻と背骨とその他諸々折れたかな。
銃弾は全て青い炎の中に消えた
『次は二人か』
入って来た瞬間、二人の銃を叩き落とす。
勿論、手を離しやすくするため二人の軍人の手の甲に熱い炎も添えて←
そして奥で銃を構えた三人の軍人を一瞥すると、その銃口に割れた硝子片を飛ばす
焦った二人が銃を発射、その場で爆発が起こった
「「熱ッ!?」」
目の前の二人の軍人も、お互いに敵から意識が逸れたところで“ある術”をかける
『やっちゃえ
軍人は少し戸惑った後、お互いに殴り始めた
乱歩「A、それって…」
『_嗚呼、精神操作じゃない。幻術の一種だ』
互いが互いに敵に見える幻覚
”見えるだけ”で、音までは誤魔化せないから使いにくいけど、役に立つもんだね。
死なない程度で的確に首を狙い、気絶させる
すると後ろから銃で殴りかかる莫迦がいた。
さっき銃口を向けてたうちの一人か
「!?」
『甘い』
軍人が銃を振り下ろすが、誰もいない。
Aは素速く後ろに回り込み軍人の頭を掴む
相手は頭に置かれた手を認識する間もなかった
次に聞こえるのは地面の抉れる音_
軍人は頭を強く叩き付けられ、地面に伏した
パン
『まだやるの?』
「グッ…!」
流れる動作で足下の銃を横に投げれば、遠くに見える軍人の頭に銃のグリップが当たる
我ながら痛そうな攻撃〜(パチパチ
乱歩君のいる部屋に戻ろう
『これで七人目…福沢君〜そっちは何人?』
福沢「五人伏した。残り二人は逃げていった」
おお、流石〜
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R−アル−(プロフ) - ・・・・最ッッ高・・・・・ 此れはヤバい、語彙力が逝く・・・!! (2020年5月15日 11時) (レス) id: 5c454f868c (このIDを非表示/違反報告)
R−アル−(プロフ) - 一気読みして来ました、最ッッ高でした!!続き楽しみにしてます! (2020年5月13日 2時) (レス) id: 5c454f868c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇月 x他1人 | 作成日時:2020年4月25日 2時