6:一度の過ち ページ8
同じクラスの同級生、幼なじみ…。
…でも、私の心をたまに傷つける人。
私の直感は言っていた。
有利なヒーローを待つ時間なんてないって…。
周りの人達は「オールマイトが来てる」とか言ってるけど、オールマイトだって、必ずしもジャストタイミングに万全の状態で来れるわけがない。
多分、このままじゃ爆豪くんは…＿＿
なんとか、少しでも時間を作らないと…
でも、私が今いくと周りはどう思う？警察は…？ヒーローは…？爆豪くんはどう思う…？
あの爆豪くんだ。タフネスの塊だし…意外と大丈夫かもしれないし…
そもそも、爆豪くんは今まで私を散々バカにしてきたでしょう？
助ける必要なんて…＿＿＿＿
・
＿＿＿＿＿助けるのが、ヒーローの仕事だよ。
「馬鹿ヤロー!!止まれ!!止まれ!!」
…今、私が行かなかったら、何かを失う気がした。
…と、そこに、私と共に走っている人が目に入った。
『出久くん!?』
「Aちゃん!?」
同時に、驚きの声をあげる。
「っ…Aちゃんは下がって!!」
『何言ってんの!?出久くんこそ…』
そう私が言った時、耳にかすった言葉。
「爆死だ」
うそ!?よけられないっ!!
衝撃に耐えようと、目を瞑るが、一向に衝撃は来ない。
恐る恐る目を開けると、出久くんが鞄を投げて攻撃していた。
「かっちゃん!!」
「何で!!てめェらが!!」
私のことも気づいているようだ。
＿＿私は、出久くんの背中をみて、思った。
彼は、本当に無個性なんだ。
それでも、立ち向かっている。
「君が救けを求める顔してた」
何もかもから、逃げていた私とは違う。
彼は本物のヒーローだ。
・
＿＿逃げているだけじゃ、カッコ悪いでしょ？
せめて一度きりでいいから…
『出久くん、爆豪くん!!誰にも言わないでね!!』
「「!?!?」」
「もう少しなんだから邪魔するなあ!!!」
出久くんに迫ってくるヴィランの手。
「無駄死にだ!!自 殺志願かよ!!」
＿＿お父さん。ごめんなさい。
＿＿過ちを犯してから、使っていなかった個性を今＿＿!!
「っ…動けな…い!?」
＿＿発動させた。
「…!?Aちゃん!?」
「っ…てめェ!!個性…」
『今は自分を守ることに集中して!!』
やはり、使っていなかったのが原因か、効果はすぐ切れた。
次の一発はもう＿＿＿
「君を諭しておいて…己が実践しないなんて!!!」
っ!!来てくれた!!
「プロはいつだって命がけ!!!!!!」
オールマイト!!
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すこんぶ(プロフ) - コルシュさん» コメントありがとうございます!!気に入ってくださっているのですね!!嬉しいです!!これからもたくさんの萌えをプレゼントできるように頑張りますね!! (2018年3月29日 0時) (
レス) id: b7f0e1bf89 (このIDを非表示/違反報告)
コルシュ(プロフ) - すごく気に入ってます。これからも頑張ってくださるとこっちもとても嬉しいです。どんどん萌えをください。 (2018年3月28日 18時) (レス) id: ed00f6a4d7 (このIDを非表示/違反報告)
すこんぶ(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます!!そう言って下さると嬉しいです!!どんどん萌えてって下さいな(( (2018年3月28日 3時) (レス) id: b7f0e1bf89 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - この小説本当にファンです！かっちゃんかっこいいです！ハグするシーンで萌えました！！ (2018年3月27日 4時) (レス) id: e851a42e9b (このIDを非表示/違反報告)
すこんぶ(プロフ) - みるくてぃさん» そーなんか!!あるあるやんな…!! (2018年3月22日 0時) (レス) id: b7f0e1bf89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すこんぶ | 作成日時：2018年3月11日 22時
