35:inバス ページ37
コスチュームはないので、体操服に着替えて訓練に臨む私。
「体操服か。」
『制服じゃ動きにくいからねー。』
爆豪くんにそう言われて、笑って答えた。
「バスの席順でスムーズにいくよう、番号順に二列で並ぼう!!」
飯田くんがそう笛を鳴らしながら指揮していた。
『おぉ…!!飯田くん委員長やってるねー!!』
「うぜぇだけだろ。」
爆豪くん、口が悪いぞ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
バスに乗った瞬間、あ。と口にしてしまった。
飯田くんの想像していたバス座席とは違っていたからだ。
私は、指定された轟くんの隣に座った。
「こういうタイプだったかくそう!!!」
飯田くんの発言に、ﾌﾞｯﾌｫと吹き出す私。
汚ぇ。と言ってきた斜め前の爆豪くんにわりかし強めなチョップを笑いながらかましてやった。
よくやった私。←
『…轟くん、おねむ？』
私が轟くんにそう話しかけると、轟くんはコクリと頷いた。
どうしよう。普段、爆豪くんとか相澤さんといるせいで轟くんがかわいく見えてくる…。
『じゃあ寝てなよ!!着いたら起こすから!!』
私がそう言うと、轟くんは静かに目を瞑った。
最近、よく絡む男性陣が、グイグイ系ばっかだから、出久くんとか見てるとかわいく思えてきちゃうんだよな…。
「派手で強えっつったらやっぱ轟と爆豪だな!!
んで、謎に万能なのが空音!!」
急に、名前を呼ばれ、ビクッとする私。
「ケッ」
「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそ。」
顔を逸らした爆豪くんに、梅雨ちゃんはそう言った。梅雨ちゃんすげぇ。
「んだとコラ出すわ!!」
「ホラ」
「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ!!」
「てめぇのボギャブラリーは何だコラ殺すぞ!!」
梅雨ちゃんにいじられ、上鳴くんにいじられてる爆豪くん。
『さらに、そこにゲロをトッピングしたらモロ爆豪くんになるね。』
「てめぇもかA…!!」
話にノったら、爆豪くんに睨まれた。
恐い恐い。
ざわざわしている中、切島くんが私に聞いてきた。
「前から聞こうと思ってたんだけどよ、空音の個性っていったいなんなんだ？」
「そうそう!!ボール投げの時、すっごい風が吹いてたから、風かなって思ってたんだけど、実際はなんなの!?」
三奈ちゃんも聞いてきた。
みんなの目線が、私に集まる。
『あー…私の個性は空間支配っていう個性で…』
「何それ!?どんなの!?」
この時、説明が長くなるフラグが建築された。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 848人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すこんぶ(プロフ) - コルシュさん» コメントありがとうございます!!気に入ってくださっているのですね!!嬉しいです!!これからもたくさんの萌えをプレゼントできるように頑張りますね!! (2018年3月29日 0時) (
レス) id: b7f0e1bf89 (このIDを非表示/違反報告)
コルシュ(プロフ) - すごく気に入ってます。これからも頑張ってくださるとこっちもとても嬉しいです。どんどん萌えをください。 (2018年3月28日 18時) (レス) id: ed00f6a4d7 (このIDを非表示/違反報告)
すこんぶ(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます!!そう言って下さると嬉しいです!!どんどん萌えてって下さいな(( (2018年3月28日 3時) (レス) id: b7f0e1bf89 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - この小説本当にファンです！かっちゃんかっこいいです！ハグするシーンで萌えました！！ (2018年3月27日 4時) (レス) id: e851a42e9b (このIDを非表示/違反報告)
すこんぶ(プロフ) - みるくてぃさん» そーなんか!!あるあるやんな…!! (2018年3月22日 0時) (レス) id: b7f0e1bf89 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すこんぶ | 作成日時：2018年3月11日 22時
