9:相澤さん ページ11
そんな、わけがわからないことが１日で起こった、翌日。
その日は休日だった。
いつもは朝９時頃に起きて、台所に父が用意する、朝ご飯を食べる。
平日はこんな遅起きじゃないんだけどね…。
そんな私だが、今日は少し違う点があった。
『(メモ…？)』
朝食の隣にメモが置いてあった。
それを読む。
【Aへ
おはよう。朝食は、横に置いてあるサンドイッチを食べてね。
今日、１２時頃、父さんの友達が、Aに会いに家に来ます。
その時はちゃんとインターホンにでるように!!
by雲斗】
来客…？しかも私に？なんだろう。
そんなことを思いながら、１２時になるのを待った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ピンポーン
そう、インターホンがなったのは、１２時ちょうどくらい。
ドアを開けるとそこには…
「おまえが空音Aか。」
全体的にくたびれた人…いや、なんか…
見たことあるような…？
『そうですが…あなたが…父の友人の…？』
「相澤消太だ。」
『あ、ハイ。あがって下さい。相澤さん。』
そう言って、相澤さんを家にあげる。
相澤さんが、父の友人ならやっぱりプロヒーローなのだろうか。
そう考えながら机にお茶を置き、相澤さんと向かい合う形で座った。
『えっと、私に会いたいって聞いたのですが、要件は…？』
私がそう聞くと、相澤さんは率直に言った。
「昨日のヘドロ事件。あの時、個性使っただろ。」
『え。』
うそ!?バレてる!?
『え!?なんで…』
「テレビに映っていたのを見た。煙幕や炎で隠されていたが、あのヴィランの動きは明らかに不自然だ。」
…てことは、私に会いたいってのは、注意喚起!?
いや、注意喚起だけじゃすまない可能性もある…!!
どうしよう…!!
…だが、次の言葉は衝撃的だった。
「興味が湧いた。おまえをヒーローにする。」
…what…？
え、え、今、相澤さんなんていった!?
『待って下さい…ヒーローなんて…』
「来週から、週に三回、おまえの個性を強化しにここに来る。」
立ち上がり帰ろうとしている相澤さん。
待って、人の意見も聞かずにそれは…
『待って下さい!!』
私は叫んだ。
『私は!!
＿＿過去に人を一人、殺しています…!!
ヒーローになんか、なれませんし、なりたくもないです!!』
私は、過去の過ちと嘘の気持ちを、同時に言葉に出した。
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すこんぶ(プロフ) - コルシュさん» コメントありがとうございます!!気に入ってくださっているのですね!!嬉しいです!!これからもたくさんの萌えをプレゼントできるように頑張りますね!! (2018年3月29日 0時) (
レス) id: b7f0e1bf89 (このIDを非表示/違反報告)
コルシュ(プロフ) - すごく気に入ってます。これからも頑張ってくださるとこっちもとても嬉しいです。どんどん萌えをください。 (2018年3月28日 18時) (レス) id: ed00f6a4d7 (このIDを非表示/違反報告)
すこんぶ(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます!!そう言って下さると嬉しいです!!どんどん萌えてって下さいな(( (2018年3月28日 3時) (レス) id: b7f0e1bf89 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - この小説本当にファンです！かっちゃんかっこいいです！ハグするシーンで萌えました！！ (2018年3月27日 4時) (レス) id: e851a42e9b (このIDを非表示/違反報告)
すこんぶ(プロフ) - みるくてぃさん» そーなんか!!あるあるやんな…!! (2018年3月22日 0時) (レス) id: b7f0e1bf89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すこんぶ | 作成日時：2018年3月11日 22時
