【ONE PIECE】殺人狼さんは問題児

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第一走者が並んだ。
第一走者はチョッパーとフランキーだ。

ウソップの合図と共に、走り出す二人。
開始直後からチョッパーがフランキーとどんどん差をつけて走り出す。

「チョッパー選手！速いです！」
「フランキーは仕方ないわね。自分の体の重さのせいで走るのに負傷がでてるのね。」

ウソップとロビンが実況する。

チョッパーが、第一走者の第一関門、吊されたあんパンのゾーンへたどり着いた。
あんパンを流れで食べ、試練を難なく突破。
チョッパーはまた走りだした。

「あ！チョッパーがあんパン食ってんぞ！ずりぃ！」
「食にしか目がないのもどうなんだか…。」

そして、フランキーもあんパンへようやくたどり着いた。
身長が高いため、難なく突破。

その頃、チョッパーは第二関門の布のしたを通る、という試練にさしかかっていた。
だが、小さいのでいとも簡単に突破してしまう。
ちなみにこの時でフランキーとは半周、差がついている。

「私の出番ね！」

チョッパーからバトンをもらうために、ナミがスタンバイした。

一方その頃、フランキーはやはり、第二関門で苦戦していた。

「…フランキーには、障害物リレーは相性が悪かったわね。」
「障害物リレーじゃなくてアスレチックリレーだっての！」

ロビンの解説に、ウソップはいらないところでこだわりを見せる。

そして、その頃、チョッパーは走り終わり、ナミにバトンが渡った。

「ナミ！よろしく…！」
「任せなさい！」

走り出した、ナミ。

そして、フランキーはようやく第二関門を突破したようだ。

「スーパー!!!」
「「早く走れ!!」」

フランキーが例のあのポーズをとった。
ゾロとサンジがその行動にツッコむ。

「ヨホホ！では、私は用意をしますかね…。」

ブルックがフランキーにバトンをもらうためにスタンバイした。

ナミは第二走者の第一関門であるタイヤ転がしをする。

一方その頃、やっとフランキーのバトンがブルックに渡った。

「アウ！すまんブルック！つなげてくれ！」
「お任せください！」

ブルックが走り出した。
ちなみにいうと、ブルックは、走りが群を抜いて早いのはご存知だろうか。

「ブルック、早い！」
「体が骨で軽いからね。」

そう実況している二人が言った。
あっという間にタイヤ転がしを始めるブルック。

(マズい！追いつかれる！)

そう思ったナミ。
タイヤ転がしを一足先に終わらせ、走り出した。
ルフィがその光景を見て言った。

「面白くなってきたっ！」

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