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部屋は暗く、高い天井が
広がり扉の先に光はなく
あるのは、燭台に蝋燭を複数置かれて
それもかえって暗闇を際立たせる
役目しか果たしていなかった
燭台は円を取り囲むように置かれ
地面の中心点には瞳孔のような黒い点が
あり、その周囲に黒い巴模様の三つが
描かれていた
まるで、写輪眼を示すようなものだった
中心点に黒い点の上に、幼い女の子が
座っており、円の外側には何十人と
言える大人達が座っていた
A「ううう…な、なにをするの…？
ハァ…ハァ…お願い！ヴァ……
い、痛い！……ぁ…あ゛ァァ！！！」
苦痛は体から徐々に広がって、全身を
駆け抜ける
大人達は寅の印を結んだまま自分達の
チャクラをAに与えていたのだ
「A！耐えよ」
「お前は、我ら“うちは一族の切り札”
なのだ！」
「このくらい耐えなくて、どうするのだ！」
「不死鳥に選ばれたお前は、うちは一族の
誇りなのだ！」
「何故、それを理解しない！！」
「お前も、うちは一族の人間なら
うちは一族のために使命を果たせ！」
Aの体から膨大なチャクラが
溢れていた
ポロポロと涙を流しながら我慢する
日々が続いた
_____こんな日々……いつまで続くのだろうか
13年前、九尾襲撃の時に多くのうちは
一族の人々が大怪我を負ったが
不死鳥のチャクラを使い、うちは一族の
みんなを救ったらしい
その時に不死鳥は大量のチャクラを
失ったと言う
回復方法は、二つあった
まず、うちは一族が得意とする
“火遁の性質変化”で不死鳥にチャクラを
与える事。
次が、人柱力の封印の鍵を持つ者と
肉体関係を持ち、人柱力に己のチャクラを
与える事
この時の私は、まだ小さかった為
大人達にチャクラを与えられていた
でも、それが何よりも辛かった
みんな、里への憎しみ、怒りを持ち
私には蔑みと威嚇だけを向けられていた
それでも、私には唯一の救いが
サスケの存在だった。
兄さんが任務でいない日には
いつもサスケのそばにいてくれた
サスケが隣でいてくれるだけで
私は嬉しいかった
だから、サスケのためなら何でもできる
不死鳥「A……お前が壊れてしまえば
サスケの小僧も壊れてしまう！
だから……そなたの記憶をサスケ以外の
人間を調整させてもらうぞ
そなたがサスケの小僧と共にいられるよう
妾が手助けしてやる。お前の封印は
あの小僧が握っているからのォ」
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ミネラル(プロフ) - たまごボーロさん» お返事ありがとうございます。私も早く奪還編書きたいと思っています。今週末には結果を出したいなとは思っています (9月20日 11時) (
レス) id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - 五月雨さん» お返事ありがとうございます。ネタバレになるのであまり言えませんが、私の中では、サスケと夢主を常に一緒のそばに居させたいなと思っています。 (9月20日 11時) (レス) @page46 id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
たまごボーロ(プロフ) - 奪還編がいいです！ (9月20日 9時) (レス) @page46 id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨(プロフ) - サスケ奪還編みたいです！(許嫁ちゃんも一緒に里抜けして欲しいので、実質サスケと許嫁ちゃん奪還編がみたい願望があります。ご検討していただければ嬉しいです) (9月19日 23時) (レス) @page46 id: aa7c7b3ea1 (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - Rさん» お返事ありがとうございます。頑張って続きを更新していきます (9月19日 19時) (レス) id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネラル | 作成日時：2020年6月26日 15時
