224 ページ35
驚きで目を見張り口を半開きに
して、しばらくそのまま
クロン「……そうか。Aよ…
お前はどこまで記憶が戻った」
妙に威厳と低い声の落ち着いた調子でAに
尋ねた
A「三代目の葬儀が行われた日に…あの時
ダンゾウの事を“友”と言っていた事を
思い出して……
まだ、はっきりまで思い出してはいないけど…」
クロン「お前のためになるかはわからないが
…お前の記憶を見せよう。あの夜が何が
始まったのか……ついてこい！」
クロンは立ち上がり、ついてこいと首を
軽くクイっと動く。クロンについていくと
クロンと同じく数メートル大きさがある
純白の白狼もまたAの口寄せ動物
そこにはシロもいた
ルナリア「A……本当にある夜を
見るのか？」
A「ええ……このままじゃダメ！
前に進まないと……」
ルナリア「わかった……滝に溜まっている
水を覗きない。そこに貴方が求めている
ものが映す」
岩間から流れ落ちた滝壺に水が溜まっていて
泉のようになっており、そこを覗き込むA
A「………！！？やっぱり…イタチ…兄さんは
っ……あの時、私を……ダンゾウから……」
頭に穴があいたみたいに記憶が溢れ出てくる
クロン「…！A、記憶を思い出すのは
いいが……急げェ！！うちはの小僧が
イタチと遭遇しようとしているぞ！！」
焦燥に駆られるA
A「へ……ダメ！！サスケとイタチ兄さんが
会ってしまったら……」
その一方では、木の葉隠れのある民家
カカシの家では、上忍三人、猿飛アスマ
マイト・ガイ、夕日紅が集まっていた
家主であるはたけカカシは布団の中で
意識を失っていた
ガイは椅子に、アスマは机に居座って
紅は立っている
ガイ「奴らの様子じゃあ、まだ、ナルトは
見つかってないみたいだな…だが、何故
Aまでを狙うんだ…？」
アスマ「…でも、おかしくないか…
あいつら、すでに里に入り込んでた
この里で、ナルトを見つけるのなんて
簡単だろ……Aのことはわからねェが
イタチはナルトの顔を知ってるんだぞ」
ガイ「しっ！」
話を続けようとしたアスマに、ガイは
咄嗟に遮った。部屋の戸の外側から、階段を
あげる音。ガチャッと扉が開く
サスケ「カカシ…！」
中へと入ってきたサスケは、自然に奥のベッドに
目に移る
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミネラル(プロフ) - たまごボーロさん» お返事ありがとうございます。私も早く奪還編書きたいと思っています。今週末には結果を出したいなとは思っています (9月20日 11時) (
レス) id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - 五月雨さん» お返事ありがとうございます。ネタバレになるのであまり言えませんが、私の中では、サスケと夢主を常に一緒のそばに居させたいなと思っています。 (9月20日 11時) (レス) @page46 id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
たまごボーロ(プロフ) - 奪還編がいいです！ (9月20日 9時) (レス) @page46 id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨(プロフ) - サスケ奪還編みたいです！(許嫁ちゃんも一緒に里抜けして欲しいので、実質サスケと許嫁ちゃん奪還編がみたい願望があります。ご検討していただければ嬉しいです) (9月19日 23時) (レス) @page46 id: aa7c7b3ea1 (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - Rさん» お返事ありがとうございます。頑張って続きを更新していきます (9月19日 19時) (レス) id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミネラル | 作成日時：2020年6月26日 15時
