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ジャミル
「すごい…
先生が言った通りだ！
彼こそが……偉大なる創世の魔法使い
…“マギ”！！」
領主の目は輝いていた
ジャミル「マギよ。僕を選ぶと言うんだ
さもないと……。モルジアナはね
あの“ファナリス”の末裔なんだ！！！
その蹴りは雷のごとく百獣ライオンの
腹を一撃で貫くというまさに“地上最強の
猛獣”なんだ
さぁ、マギよ。君も哀れなライオンに
なりたくなければ…僕の愚問に
くだれェ！！」
モルジアナはアラジンに向かって走り出す
アラジンは杖の先に集めた光の玉を
宿し、モルジアナに向かって
杖を振り下ろす。光はモルジアナに
一直線にに放出される
目の前にいたモルジアナはルフが
集めた光よって柱へ接触させたまま
身動きができなかった
A「ふ〜〜ん。名はジャミル…
オアシス都市チーシャンの領主を
やっている男……
彼が何より優れていたのは、ドレイ
使い優れた才能で、長年の無慈悲な
指導で徹底的にドレイを服従させていた
…と、王の器ではない…」
Aの右人差しに一匹のルフが
止まっており、領主の事はルフから
情報を得て、咎めるような厳しい
目つきをし、警戒するように
目を細める
アラジンは領主から笛を取り返すと
二人がいる所へ戻ってくる
アリババ「今の、スッゲーかったな！
魔法か？お前、ホント何なんだよ！？」
アラジン「何ってアリババ君。僕は
君の友達さ！さあ、冒険の続きを
しようよ！
ゴールを目指そう！」
アリババ「…………！おうっっ！！」
アリババはアラジンに肩を借り
支えてもらいながら立ち上がる
(名前「………」
宝物庫探しを再開させようとした
時、突如、アラジンがもっている笛が
ピカッと光出した
アラジン「笛が光ってる…」
笛から一筋の光が一つだけ飾ってある
壺も光っていた
アリババ「………あの壺も？」
アラジン「うん……光ってるね」
二人がゆっくりと壺に近づいていき
恐る恐るアラジンは壺に触れる
アリババ「…………あっアラジン！」
アラジン「……」
A(そんなにビクビクしなくても
大丈夫なのに…可愛い)
やれやれ、と言う風に力なく笑った
続く (更新停止中)
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作者名：ミネラル | 作成日時：2020年3月9日 16時
