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サスケの口から次々と
出てくる吐き捨てるような言葉に
ナルトまで怒りが湧く




サスケはベッドから下り、ナルトと
向かい合って写輪眼で睨みつける




サクラ「サ…サスケくん、ちょ…どうし
ちゃったの!?ナルトも何か言いなさいよ!
いきなりこんな…」






サクラの声は届いていないのか、お互い
睨み合うのをやめない2人





ナルト「………ちょうどいいってばよ!
オレも、お前と()りたいと思ってた
とこだ…」


今すぐにも殴り合いが始まる空気の
中でサクラは口を挟むが、まるで
効果がない




サクラ「ふ…二人ともやめよ。ね」


サスケ「ついて来い」


クイっと首を動かして指示を出すサスケ




ナルト「!フン!!」





サスケがナルトに言った一言にこれを機に
2人は制止も虚しく、サスケが歩き出すと
床に落ちているリンゴを気にも留めず
グシャッと踏み潰す。
サスケの後に着いて行ったナルト






サクラ「…………」



踏み潰されたリンゴをサクラは一時黙って
見つめていた




サクラ「…!?(そうだAちゃんなら
2人を止め…)」




Aが眠っていたはずのベッドに目が
行くサクラだが、ハッと気付く






サクラ「……(Aちゃんの姿が…
ない!さっきまであった筈なのに…)」








Aはサスケがいる病室へ戻ろうと
屋上の扉を開けようとする時
ガチャリと音がして扉が開く





A「…!?」



サスケ「A…」


サスケは目の前にいるAを見て
目を見開いていたが、一瞬にして
誰彼構わず諍いに誘うような、攻撃的な
目つきになり顔を背ける



A「サスケ…(どうして…私を見て
くれないの……やっぱり、サクラ(あの女の子)の方が良くて……私じゃダメなの)」


ふと感じる寂しさになんとなく苦しいような
気分になるA






ナルト「…!?………」



サスケの後ろをついてきていたナルトも
Aの姿を見て目を丸くするが
喜びよりも罪悪感を感じ心に薄荷のような
後味が残り目を瞑りながら下を向いて
Aを避けて通る






サスケがナルトを連れてきた場所は
病院の屋上。
広いスペースで、戦う場所としては
文句無し
サクラも急いで屋上へ続く階段を駆け上る




強い風が吹く中、2人は一定の距離を
取って向かい合う





ナルト「………(何だ…この気持ち下腹の
辺りがキュンとする)」





______オレは、お前とも闘いたい




ナルト「(それに…ゾクゾクする)ハッ」

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ミネラル(プロフ) - けろたさん» ありがとうございます(*゚▽゚*)しかも一気に読んでくださって疲れませんでしたか?とても嬉しいです!更新は遅いですが、頑張ります (2月11日 22時) (レス) id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
けろた(プロフ) - 最近ハマって一気に読み進めてしまいました! 毎度ながら続き楽しみに待ってます(人´∀`*)♡ (2月11日 16時) (レス) id: 600c373279 (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - 玉ねぎさん» ありがとうございます!頑張って更新していきたいと思います(⌒▽⌒) (11月28日 22時) (レス) @page2 id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
玉ねぎ - 続き楽しみにしてます!((o(´∀`)o))ワクワク (11月28日 21時) (レス) id: 8e52d3a707 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミネラル | 作成日時:2023年10月18日 14時

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