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サスケside
飾りけも何もない白い病室
サスケ(Aは……目が覚めても…オレの
そばにいない…)
隣のベッドで先程までAの姿はあったのが
今はいないことに気づいていたサスケ
首だけを動かし周辺を見回す。
しかし、そこにいるのはAではなく
リンゴを剥いているサクラだけの姿
Aの姿が見えないことから、サスケの表情
から感情が抜け落ちていく中、イタチの
顔が浮かび上がる
_______何故、弱いか…足りないからだ……
憎しみが……
______い…いやああああああああっ！
イタチからAを守れなかった挙句
Aを助けることもできなかった
サスケ「…くっ」
意識下に閉じ込められていた記憶が頭に
こびりついて離れない
多重影分身の術・口寄せの術をするナルトの
姿が今でも光景がいつまでも残像のように
目に焼きついて離れようとしない
サスケ「………」
サクラ「サスケくん、リンゴよ！」
笑顔で皿に乗せたリンゴを差し出すサクラ
パシィっとサクラが差し出したリンゴを
サスケの左手が皿ごとはね除ける
サクラ「キャ！」
ガシャン
サクラ「………！？…サスケくん」
ナルトは、再びAとサスケの病室に入り
ベッド横のカーテンからヒョコと顔を
覗かせる
そこには、Aの姿がなくてサスケとサクラの
雰囲気は重く、床には皮を剥いて切り分け
られたリンゴがバラバラに散りばっていた
サスケ「！」
ナルト「……！？」
ナルトがいる方向に振り返るサスケは
敵意を含んだ目でナルトを睨む
ナルト「な…なんだよ！？」
サクラ「！」
ナルト「そ…そんなに、にらむことねー
だろ？」
サスケの不機嫌な重々しい声が響く
サスケ「オイ…ナルト」
ナルト「な…なんだよ！？」
サスケ「オレと今から…戦え！」
本気なのかどうなのか、怪訝な顔をするナルト
ナルト「え！？病み上がりのクセに何言って
んだ？」
サスケ「いいから戦え！！」
ナルトの言葉など聞く耳も持たず、突如サスケの
瞳に宿ったのは、写輪眼だった。
今にも飛び掛かりそうで恨みをこめた燃える
ような目で、仲間に向けるものではなかった
サスケ「Aやオレを助けたつもりか？」
_____目当てはやはり、ナルトか
サスケ「五代目か何か知らねーが…
余計な事させやがって」
ナルト「なにィ！」
______今…お前などに興味は無い！
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ミネラル(プロフ) - けろたさん» ありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ*)しかも一気に読んでくださって疲れませんでしたか？とても嬉しいです！更新は遅いですが、頑張ります (2月11日 22時) (
レス) id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
けろた(プロフ) - 最近ハマって一気に読み進めてしまいました！ 毎度ながら続き楽しみに待ってます（人´∀`*）♡ (2月11日 16時) (レス) id: 600c373279 (このIDを非表示/違反報告)
ミネラル(プロフ) - 玉ねぎさん» ありがとうございます！頑張って更新していきたいと思います(⌒▽⌒) (11月28日 22時) (レス) @page2 id: b18da58daf (このIDを非表示/違反報告)
玉ねぎ - 続き楽しみにしてます！((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (11月28日 21時) (レス) id: 8e52d3a707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネラル | 作成日時：2023年10月18日 14時
