騎士の国のお姫様【Knight A】２

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空の国の二人にはたくさんお礼して、勉強してちゃんと書けるようになった文字でお手紙書いて、ミサも二人にお手紙書いてた！！

二人とも受け取って泣いてた！！ミサからのお手紙嬉しかったんだね！！


まふまふ「ミル、いつでも遊びに来ていいからね！！次からはちゃんと言ってから行動するんだよ！！」


ミサ「できるだけ頑張ります」


そらる「なんだろ、この幼い娘が初めてくれた手紙のような感動は」


ミサ「そらる様もだいぶ老けたんじゃないですか？」


そらる「それはひどくない？あ、Aちゃんもいつでも遊びにおいでね。待ってるから」


あ「はい！！」


そらる「騎士の国のみんなもなんか色々ごめんね。天月があんな感じで。96猫のことも勝手に決めてごめん。でも役に立つと思うよ。知識もあるし」


96猫「そやで！！案内人としてはトップクラスやから！！護身術もできるからお二人のことも守るんで！！」


ミサ「護身術なら私も」


てると「一応僕たちもトップクラスの騎士だからね？」


ミサ「ああ、そうでしたね。忘れてました」


そらる「まあ、月の国行くんだよね。天月以外はいい国だから楽しんで」


まふまふ「ミルにも案内してもらうといいですよ。ミルも96ちゃんも月の国出身ですし！！」


そうま「何から何までありがとうございます」


そらる「大したことしてないよ(笑)」



名残惜しいけど、馬車に乗って月の国へ。
きっと月の国も本当に素敵な国なんだろうな。なんてったってミサの出身国なんだもん。ミサみたいな素敵な人が生まれた国が素敵じゃないわけがない！！

検問は空の国のお二人がくれた紹介状であっさりパス。
まずは天月様にあいさつしに行かなきゃダメなんだけどミサと96お姉ちゃんが全然気乗りしてない。



ミサ「ねえ96、私たち一応使用人なんだしあいさつしなくてよくない」


96猫「そうですね！！…でもA様を私の目が届かない場所へ行かせるのは不安です」


ミサ「そうね…。それに96、もともと月の国の王族専属メイド兼くそ兄貴の幼馴染だったんだから顔われてるんじゃない。挨拶せざるをえないでしょ」


96猫「それいったらミル様は王女ですよ。これは無理ですよ」


しゆん「めんどくせーし二人ともあいさつすりゃいいじゃん」


ミサ・96猫「「いやです！！」」


しゆん「そんなに？こじらせてはいたけど別に悪い人じゃなかったっしょ」


ミサ「生理的に受け付けなくて」


96猫「同じくです」

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