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小柳さんは捲し立てるように私の身体の不調を述べていく。全部、両親が亡くなってからじわじわ出てきた症状で、まあ特に目立った支障もないしなんて放置してたもので。いつの間にか普通になってたこの症状、全部病気ってこと？
急にゾッとして相変わらず震えが止まらない手を見る。震えているとはいえ少しだけだし問題視するほどでは無さそうだ。
小柳｢これ全部栄養失調の症状な｣
あ｢今までも食べてましたよ？｣
小柳｢おかゆだけがほとんどだっただろ。さすがに栄養失調になるって｣
赤城｢マジで自覚なかったの！？これで！？｣
あ｢……てことは、朝緋八さんが抱っこしてこようとしたのって｣
小柳｢Aがふらついてたんじゃねーの？いや下心もありそうだけど｣
あ｢起きた時頭グラッとしたり視界がぐらつくの普通だと思ってました｣
赤城｢うーん、普通では無いねぇ｣
小柳｢まあ今日はこれちゃんと食べて風呂入って寝ろ。マナの部屋行く約束してんだろ？マナ今配信中で終わったら迎え来ると思うから｣
あ｢あ、既成事実｣
赤城｢ん？何それ、ロウきゅん何、え、何？｣
小柳｢怖いって…。いやまあ多分冗談だと思う｣
赤城｢Aに噛み跡つけたロウきゅんの言葉は信用ならないな〜｣
あ｢？｣
まあいっか。とりあえず目の前のご飯食べよう。
肉じゃがという料理名なのににんじんやさやえんどう、糸こんにゃくも入ってて彩りも綺麗。お母さんが作ってくれてた肉じゃがは肉とじゃがいもだけのシンプルなやつだったな…。
お母さんの料理に思いを馳せながら食べ進める。さすが赤城さん、お味噌汁も美味しい。家政婦として働き始めたあと私の料理に苦情きそう。
小柳｢マジで無意識、ほぼ無意識｣
赤城｢ほんとかなぁ？｣
小柳｢いや俺白狼だし？本能みたいな？｣
赤城｢関係ないよ普通に｣
小柳｢いいじゃん、俺らが頑張ったお陰でA取られなかったんだし！｣
赤城｢ロウきゅん独占欲強すぎなのやめた方がいいよ〜？｣
小柳｢Aここに連れてきた時点で同罪だろ｣
赤城｢え〜？噛みつき変態と一緒にしないでほし〜｣
小柳｢おまっ…｣
あ｢(ご飯美味しいなぁ…)｣
- 金 運: ★☆☆☆☆
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のんはる(プロフ) - Mtさん» ありがとうございます！のんびり更新ではありますが是非楽しんでいただけると嬉しいです (4月2日 8時) (
レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
Mt(プロフ) - 好きです、応援してます！ (3月31日 22時) (レス) @page26 id: 65ec0c5cee (このIDを非表示/違反報告)
のんはる(プロフ) - ざらめさん» ひゃー！ありがとうございます！！現在教習所なうでそんなにハイペースで更新は出来ないと思うのですがちまちま書くのでのんびり見ていただけると嬉しいです！！ (2月8日 10時) (レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
ざらめ(プロフ) - ﾜ、ﾜｧ……とても好きﾃﾞｽ、文章の書き方とか、話の構成とかがとても好きﾃﾞｽ。更新無理なく頑張ってくだｻｲ。 (2月8日 6時) (レス) @page16 id: 4c9d646edb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんあき x他1人 | 作成日時：2024年1月24日 16時
