ハイスペ男子に構われてます【skng】【srp】 (ページ5)

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バレンタイン skng夢主side ページ5

バレンタインデー。それは1種の戦い。

……って言ってる人もおりましたね、知らんけど。私にとってのバレンタインはチョコを食う日です。正しくはバレンタインの売れ残りチョコを買い占めてチョコパーティーする日です。

四季凪｢あ、弥生さん。これ手作り嫌じゃなければなんですけどどうぞ｣

弥生｢！？｣

四季凪｢今日バレンタインですから。カップケーキ作ったんですよ｣

弥生｢は！？作った！？｣

四季凪｢ホワイトデーにもなにか作りますね｣

弥生｢何お前、え！？ちょ、ダッシュで買ってくるから待ってて！！｣

四季凪｢いや別にいい……行ってしまいましたか｣

走ったのは近所のスーパー。サービスコーナー付近で売られている3つで1000円のM○ry'sのチョコレートを引っ掴んで会計。
そして猛ダッシュでしっきーなぎーのところへ。

弥生｢四季凪どれがいい？｣

四季凪｢はいはい、なんでもいいですよ｣

弥生｢四季凪ならそう言ってくれると思ってた！私これ食べたいからこれあげる！残りの1個は甘音にあげるの｣

四季凪｢ありがとうございますw｣

弥生｢カップケーキ食べていい？｣

四季凪｢いいですよ、なにか飲み物買ってきましょうか｣

弥生｢それは申し訳ないから私に買わせて｣

四季凪｢いやいや｣

弥生｢いやいやいや｣

四季凪｢じゃあ自分の分は自分で買いましょうか｣

弥生｢ナイスアイデア｣

私は午○の紅茶ミルクティーを自販機で購入。四季凪は無糖の紅茶。

弥生｢うめぇや、カップケーキ｣

四季凪｢それはよかった｣

弥生｢てか聞いてくれん｣

四季凪｢はい？｣

弥生｢甘音がさ、またセラフに絡まれてたんよ｣

四季凪｢セラフは甘音さんのこと大好きですからね｣

弥生｢何あげとったと思う？｣

四季凪｢さあ？｣

弥生｢手作りのオランジェットや｣

四季凪｢あいつ…ハイスペすぎんだろ｣

弥生｢甘音は笑顔で受け取って手作りのクッキーを渡していたよ｣

四季凪｢脈なしか〜？｣

弥生｢なんでぇ？｣

四季凪｢クッキーは友達でいましょうって意味がありまして｣

弥生｢多分甘音そんなの考えてないぜ。あとセラフ手作りって聞いて喜んでたぜ｣

四季凪｢そうですか…｣

弥生｢んじゃこのカップケーキも意味あんの？｣

四季凪｢ああ、『私たちは仲間』って意味です｣

弥生｢非リア同盟だな｣

四季凪｢そうですねw｣

カップケーキの意味『あなたは特別な人』

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こんな感じで季節感覚死んでるのもノリで書く