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あっという間に準備が終わって、綺麗な馬車に乗せられた。KnightAのみんなが見送ってくれた。
私と一緒の馬車には緊張した様子のミサと、道中の案内をしてくれると名乗り出た莉犬さん。
ミサ「王族専用の馬車に私なんかが…。」
莉犬「気にしなくていいのに〜。」
あ「お花畑だ!!ミサ、見て!!すっごく綺麗!!」
莉犬「あ、すごいでしょ。このお花畑は騎士の国と苺の国の国境の証でもあるんだよ。」
あ「そうなんだ!!綺麗…。」
莉犬「苺の国にも大きいお花畑あるから一緒に行こっか!!」
あ「うん!」
莉犬「よし、デートの約束OK。」
ミサ「私はその一言を聞き逃しませんよ?」
莉犬「ひっ!」
ミサ「私は治療のためとはいえ、A様の身を守り、世話する役目を仰せつかっておりますので。簡単に二人きりになれるとは思わないで下さい。」
莉犬「こわ〜。ミサさんこわ〜。美人なのにこわ〜。そんなのだと彼氏できないよ?」
ミサ「私はこの命をA様という女神に捧げておりますので、男性なんていりません。」
莉犬「いらないって言い方酷いね。」
ミサ「いらないので。」
莉犬「さとみくんに気に入られてたっぽいけど。」
ミサ「気のせいですね。」
国境を越えるまでの間、私はずっとお花畑を窓から必死に眺めていた。
本当は布で窓を覆わないといけないらしいけど、特別に外してくれているらしい。
色とりどりのお花がとても綺麗。花の色でKnightAのみんなが連想される。
莉犬「あ、苺の国に入ったよ!!」
あ「街並みが全然騎士の国と違う…。」
莉犬「苺の国特有の文化もあるからね。一緒に街の見学も行く?」
あ「行く!」
ミサ「あなた本当に凝りませんね。王族じゃなかったらぶん殴ってましたよ。それで一生A様に近づけないようにするところでした。」
莉犬「そんなこと言ってKnightAのみんなには許してるくせに〜。」
ミサ「KnightAの皆さんは命の恩人ですし、手を出したりはしてないので。」
莉犬「あいつらが?うっそだ〜。」
ミサ「本当です。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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のんはる(プロフ) - おひつじざ@さん» ありがとうございます〜、こちらの界隈に生息してはいるのでまたネタが舞い降りてきたら書きますw 完全に作者がいなくなることは無いのでご心配なく! (11月6日 21時) (レス) id: 938b37ffce (このIDを非表示/違反報告)
おひつじざ@ - とても泣けるような作品でした続きもぜひ書いてください (11月6日 18時) (レス) @page50 id: 630ede0b1b (このIDを非表示/違反報告)
のんあき(プロフ) - あらくさん» ありがとうございます!! (2021年11月26日 21時) (レス) id: 5ee26f0f5c (このIDを非表示/違反報告)
あらく(プロフ) - 勿論これからも見ますよ〜 (2021年11月24日 21時) (レス) id: 1852ea6443 (このIDを非表示/違反報告)
のんあき(プロフ) - あらくさん» 素敵なお言葉ありがとうございます!模索しながらの更新ではありますが見ていただけると嬉しいです (2021年11月24日 21時) (レス) id: 5ee26f0f5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんあき x他1人 | 作成日時:2021年1月7日 19時