52話 ページ23
「…少し、打ち所が悪かったみたいですね…目を覚ますのはものすごく先か、もしかしたら目を覚まさない場合も…」
新野先生に兵助を見てもらい、今、結果を聞いていた。
「そう…ですか。」
「A、お主は一旦自分の村に戻った方が良いぞ。お主の村は強いから大丈夫だと思うが…一応、兵助のことも伝えて来い。」
「っっ、嫌ですっ、だってもしかしたらその間に兵助は…」
「大丈夫じゃ。安心して行って来い。」
真っ直ぐな学園長先生の視線を見つめて私は口を開いた。
「…はぃっ、」
でも、上手く言葉が出なくて。
まだ泣きそうな目を抑えながら医務室を出る。
兵助…
あれからずっと兵助のことばかり。
外に出ると既に学園長先生が呼んでいてくれていた使いの者がいて、
「…向こうに着くまでゆっくり、落ち着いてくださいね。」
「うん…」
駕籠に乗り込み、ガタンガタンと揺れる駕籠の中はなんだか居心地が良くて、
そのまま眠りについた。
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わかめ - 夏さん» はい〜！！おめでとうございます(？)いつも読んでいただきありがとうございます！ (2017年12月8日 6時) (
レス) id: 40678276a9 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - うぇ〜い！ついに二人が付き合った〜＼(^o^)／ﾔｯﾀｰ (2017年12月7日 20時) (レス) id: e108562f23 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ - 夏さん» なんでしょうね…！？更新するのでお楽しみに…！！！ (2017年12月5日 21時) (レス) id: 40678276a9 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - さ、作戦B！？一体二人は何を考えているんだ…！？ (2017年12月5日 21時) (レス) id: e108562f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わかめ | 作成日時：2017年12月4日 22時
