好きな人がいるらしい ページ3
若松side
午前中の授業はほぼ寝てた。
待ちに待った昼休み。
なんで待ちに待ったかというと…
『若松せんぱーい』
春野が俺を呼びにきていつも一緒にお昼を食べるからだ。
普通に見たらただのカップルなんだがな。
で、いつもみたいに話してると春野がいきなり俺に聞いてきた。
『若松先輩って好きな人とかいないんですか?』
は?
お前なんだけど。
でも、そんなの言えるわけなくて
「別にいねぇよ。てか春野はどうなんだよ」
すると意外な返事が返ってきた。
『私はいますよ?』
え、マジかよ…
すっごいショックなんだけど。
♪キーンコーンカーンコーン
『あっ、もう授業始まりますね!』
「ああ。またな」
好きな人いるのか。
まーそりゃそうだよなー
やば。結構凹むわ。
次の授業サボろっかな。
「はぁ…」
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こう | 作成日時:2017年3月26日 11時