絶望とわずかな希望 ページ9
Aがシャボンディ諸島での事を簡単に話終えると二人とも真剣な顔つきへと変わっていた
「それで空からふってきたわけか……」
『一味バラバラになって……だから私、はやくルフィたちのとこに行かなきゃ』
Aはすがるような思いでシャンクスを見た
別にシャボンディ諸島まで送れとは言わない
シャボンディ諸島までの行き方を教えてくれるだけでもいい
レイリーがコーティングを終えるのは3日後
はやく戻らなければ
「そうは言ってもなぁ……」
シャンクスは困惑した表情を浮かべまた口を開く
「お前……四日間も眠っていたんだぞ？」
『そんな………』
くまに飛ばされた期間を考えても四日間眠っていただなんて絶望的だ
約束の時間はもうとっくの昔に過ぎ去っただろう
「それに……ここは新世界だ……」
悲痛な声をあげたAにシャンクスは申し訳無さそうな顔で真実を告げた
『じゃぁ……私はシャボンディ諸島には行けないの……？』
「いや、それは行ける」
ベックマンが答える
「おれ達は今シャボンディ諸島の近くで用があるんだ。シャボンディ諸島まではあと1日かかるかかからねぇかの距離……連れていくことはできるぞ？」
『本当!!?』
希望の光が見えた
「あぁ。それでいいよな、お頭」
「問題無い。ただし、悪いがシャボンディ諸島の近くまでだ」
『それでもいいわ!!ありがとう!!!!』
ベットの上で深く深く頭を下げた
これでルフィたちと合流できる
約束の時間は過ぎているが、ルフィたちのことだ
待っていてくれてるだろう
「あぁ、忘れるところだった」
そう言ってシャンクスは肩に背負っていたリュックをAへと手渡した
黒を基準にした大人しめのリュック
『私の荷物!!!!』
すぐさま受け取り中身を確認する
『あった!!良かった……傷ついてない……』
中に入っていたのはメモ帳と記録本
とりあえずは良かった……
「それ、大事な物なんだろ？あぁ安心してくれ。一ページも読んでないからな!!!!｣
『良かった…ここれにはルフィとの旅の記録を書いたから無くしたくなかったの……』
手に持つとずっしりと重たい記録本
『捨てないでいてくれて……ほんとにありがとう』
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歌和月(プロフ) - ていさん» 気づいてくれてありがとうございます！狙って書きましたw (2018年1月31日 15時) (
レス) id: 89164110a3 (このIDを非表示/違反報告)
てい - 「お頭！空から女の子が！」で吹きましたwww (2018年1月31日 15時) (レス) id: 8ed61312f2 (このIDを非表示/違反報告)
歌和月(プロフ) - 銀狼（オツキミ）さん» ありがとうございます!!こちらでもよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年5月10日 19時) (レス) id: d994606c43 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼（オツキミ）(プロフ) - 続編おめでとうございます！体調を崩されぬよう更新を頑張ってください！応援しています！ (2017年5月10日 16時) (レス) id: d387e140d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌和月 | 作成日時：2017年5月9日 22時
