戦場と裏切り ページ28
パシフィスタが氷上の海賊たちを狙う
「エースがやべぇ!!!急がねぇと」
それと共にエースの処刑の準備は着々と進められていた
「振り出しに戻りなよォ〜〜」
『ルフィ!!!!』
黄猿に蹴られルフィが後ろへと転げ、着物を着た魚人の腹にぶつかり止まる
「君もなかなかしぶといねぇ〜〜」
危険を感じ取り、すぐさま羽を生やして空へとにげる
先ほどまでAがいた所に黄猿の光線が放たれた
『チッ……危ないところだった』
そのまま後ろへ転がってしまったルフィの元へと行く
『あなたは？』
「わしゃぁジンベエだ｣
『そう……ルフィ、大丈夫？』
「…��大将��が出てきた…くそォ!!」
頭から息を切らすルフィ
『エースの弟!!もう体力切れか!?』
白ひげ海賊団の者と思われる着物を着た人がルフィの前をかける
ジンベエ曰く白ひげ海賊団の隊長たちらしい
その人はルフィについてくるように言う
『とりあえず……』
白ひげ海賊団の隊長たちと行動するなら今、自分がいなくても大丈夫だろう
Aはまた地を蹴って空高く羽を羽ばたかせた
一度戦況を確認しておきたかったのだ
戦場はAが来た時よりも炎や土ぼこりが舞い、荒れていた
『勝つのは……海賊か海軍か……』
戦場とは反対に冷静になっていく頭
今、どのように動くのが得策なのかを冷静になっていく頭で考えだす
ふと、白ひげのほうに目がいった
そこには白ひげと先ほどまでいなかった海賊
『あの人も海賊よね……？』
遠くから見えるだけなのにAの勘が危険だと告げる
次の瞬間
『!!!!?』
男が持っていた大剣が白ひげをつらぬく
『仲間じゃ…無いの!!?』
固まる白ひげ海賊団の者達が見てわかる
「こんな茶番劇やめちまえよ!!��白ひげ��!!!もう海軍と話はついてんだろ!?お前ら��白ひげ海賊団��とエースの命は必ず助かると確約されてんだろ!!?」
白ひげをさした男が叫ぶ
エースが��海賊王��の息子だと知らなかった
エースを次期��海賊王��にしたいと思ってるんじゃないか
男を含める傘下の海賊団43人の船長の首とエースの命を引き替えにしたんだ
と
冷静になっていたはずのAの頭は怒りに染まりつつあった
そんな話、どう考えても海軍の作戦だ
『父さん…母さん…』
そっと目を閉じ一年前に亡くなった自分を育ててくれた二人の姿を思い出す
善も悪もおのれの目で見て自分自身で考えだせと言ってくれた二人
『私さ…今は…今だけは…』
目を開き見つめるのは海軍本部の建物
『海軍が悪よ!!』
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歌和月(プロフ) - ていさん» 気づいてくれてありがとうございます！狙って書きましたw (2018年1月31日 15時) (
レス) id: 89164110a3 (このIDを非表示/違反報告)
てい - 「お頭！空から女の子が！」で吹きましたwww (2018年1月31日 15時) (レス) id: 8ed61312f2 (このIDを非表示/違反報告)
歌和月(プロフ) - 銀狼（オツキミ）さん» ありがとうございます!!こちらでもよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年5月10日 19時) (レス) id: d994606c43 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼（オツキミ）(プロフ) - 続編おめでとうございます！体調を崩されぬよう更新を頑張ってください！応援しています！ (2017年5月10日 16時) (レス) id: d387e140d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌和月 | 作成日時：2017年5月9日 22時
