騒がしい昼間5 ページ7
「ごめん、ブルック！教えるの忘れてたわ」
「おいおい、そりゃ知らねぇだろ」
「うるさい、ウソップ」
「なんだと！？」
「まぁまぁ、それで能力とは？確かAさんも悪魔の実を食べていましたよね｣
「ん？あぁそうそう。食べてるよ」
頷きながらAは膝の上に置いてあった扇子を手に取りぱっと開くとそれが合図であるかのように海面から二つの水のかたまりが現れ空中で形を変えていく
次第に二つの水のかたまりは狼の形をなし甲板へと降り立った
「私はスピスピの実、まぁ精霊の実と言えばわかりやすいかな？それを食べた精霊人間。この二匹は私が作り出した精霊で精霊の宿るものなら何にでも憑依出来るのよ」
「その二匹なら私も見ましたよ。スリラーバークの時に。その時は土だったような」
「そうそう、そん時は土に憑依させてたわ。精霊自体を操れるけれどやっぱり形をなしたものの方が扱いやすいからその子らに憑依させるのよ。普段は精霊だから私以外には見えないけれどこう憑依させれば見えるでしょ？ちなみにその子ら今は狼だけど兎にも猫にも形を変えれるわよ｣
「それは可愛らしい……ギャッ!!」
ブルックが二匹のうちの一匹に手を伸ばすと狼はブルックの手に噛み付こうとする
「可愛らしく無かったです！なんて恐ろしい！いきなり噛み付くなんて!!」
「ごめんごめん。その子ら私に似て警戒心強いのよ。慣れれば懐いてくれるさ。ほら、あれ見てみ」
Aが指さした方を見ると先ほどブルックに噛み付いた方の狼はナミたちに頭を撫でられもう一匹はルフィたちと追いかっけっこのように走り回って遊んでいた
「あぁでね、あの子ら見せはしたけれど私の【みる】能力は悪魔の実とは関係ないのよ｣
「え……？」
「私のもう一つの能力は夢を【みる】能力。悪魔の実とはまったく関係ないもの｣
「夢を【みる】……？｣
ブルックは顎に右手をあて頭をひねる
「まぁ説明しなきゃ分からないよね。私は深く関わりのあるものの過去に起こったことを夢で見ることが出来るのよ。あんまり制御できないけれど、寝る前に強く思えばある程度は見れるわ。もちろん予知夢もね。こっちは全然制御できないけれど……」
「それはなんとも不思議な…」
「でしょ？でも記録士としては便利よ。一人一人の行動が見れるもの。あ、あとね深く関わりが無くても私が使ってたものを渡しさえすればその人の夢も見ることが出来るわよ｣
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歌和月(プロフ) - 緋翳さん» ありがとうございます^^*本編も含め頑張っていきます (2018年2月12日 17時) (
レス) id: 89164110a3 (このIDを非表示/違反報告)
緋翳 - 凄く面白いです！あぁ私も文章力欲しいです… これからも頑張ってください！ (2018年2月12日 17時) (レス) id: 03ab5a0e13 (このIDを非表示/違反報告)
わははのは - そうなのか！すみませんです！ (2017年7月22日 21時) (レス) id: 376a668e6c (このIDを非表示/違反報告)
歌和月(プロフ) - 祠妙さん» 感想ありがとうございます！また返信が遅れてしまいすいません(汗)かん…かな？のところは夢主が迷いながら発言したということでわざと平仮名なんです。分かりにくくてすいません(汗) (2017年6月27日 21時) (レス) id: cf7023feee (このIDを非表示/違反報告)
祠妙 - すごいんだお。あと、かん,,,かな？のところのかんがひらがななんだお (2017年6月15日 17時) (レス) id: 376a668e6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌和月 | 作成日時：2017年4月7日 16時
