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私の話をしよう4 ページ13

「それが私と育ての親との出会いよ。今でもあの二人には感謝してる。だってその時助けられてなきゃ私はこの場にこうしていないもの」

「良かったなぁ、A」

ルフィの言葉に軽く頷きながらAは二人の笑顔を思い出す
あの後海軍に連絡をしたものの親だと名乗るものはおらずそのまま二人の子供として迎えられた

「A嬢のお父さんは漁師だったのか?」

「えぇ、まぁ。でもその前は冒険家で母と出会ってから故郷であるハスライ島に戻ったそうよ。ちなみに母は小説家で東の海では割と有名なのよ?子供向けの本も書いてたから東の海出身なら一度は読んだことあるかもしれないわ」

サンジの問いに答えながらミーシャの書いた本の何冊かの題名を教える
ルフィとゾロは知らないと答えたがナミ、サンジ、ウソップそしてロビンまでも読んだことがあると答えた

「なら、Aの才能は母ちゃん譲りなんだな!Aの話してくれる話はどれも面白いし」

「ありがとう、チョッパー。そう言ってくれるととても嬉しいわ。いかにして人の心に響く文章を書くかって母に何度も力説されたからね……」

父は自分の冒険談
母は自分の作った物語か物語を作る上での極意
寝物語に自分の話を聞かせたいと競い合っていた二人を思い出しつい笑ってしまう

「父も母も本当の子供でも無いのに私を愛してくれたわ。拾われたのがあの二人で本当に良かったと思うの」

「それにしてもその二人、よくおめぇが海に出るのを許したな。しかも海賊の船なんて」

「ちょっ、フランキー!!」

「いいのよ、ナミ。あのね、その事なんだけど父と母は私が15の時に亡くなったのよ。病でね」

「……すまねぇ」

「謝らないでいいのよ。別に隠してたわけでも聞かれて困ることでも無いし」

「あ、そういやAはいつ悪魔の実を食ったんだ?」

「悪魔の実は10歳の時よ。島に来た商船の人に不思議な形の果物があるが食べてみるかって言われて食べたのが悪魔のでね…まさかカナヅチになるとは思わなかったわ」

話の流れを変えてくれたウソップに心の中で拍手をおくりながら苦笑いを浮かべる
あの時母が悪魔の実の図鑑を持っていてくれて助かったものだ

「まぁそれから何で私が麦わら海賊団に入ることにしたかって言うとね……」

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歌和月(プロフ) - 緋翳さん» ありがとうございます^^*本編も含め頑張っていきます (2018年2月12日 17時) (レス) id: 89164110a3 (このIDを非表示/違反報告)
緋翳 - 凄く面白いです!あぁ私も文章力欲しいです… これからも頑張ってください! (2018年2月12日 17時) (レス) id: 03ab5a0e13 (このIDを非表示/違反報告)
わははのは - そうなのか!すみませんです! (2017年7月22日 21時) (レス) id: 376a668e6c (このIDを非表示/違反報告)
歌和月(プロフ) - 祠妙さん» 感想ありがとうございます!また返信が遅れてしまいすいません(汗)かん…かな?のところは夢主が迷いながら発言したということでわざと平仮名なんです。分かりにくくてすいません(汗) (2017年6月27日 21時) (レス) id: cf7023feee (このIDを非表示/違反報告)
祠妙 - すごいんだお。あと、かん,,,かな?のところのかんがひらがななんだお (2017年6月15日 17時) (レス) id: 376a668e6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:歌和月 | 作成日時:2017年4月7日 16時

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