迷子の少年 ページ4
てつやSide
行き先も決まり、切符売り場に歩き出した時
て「そういえば、名前聞いとらんけ」
「あ、私Aって言います!」
て「Aちゃんか〜 素敵な名前だね!俺のこともてつやでいいから、呼び捨てで呼んでも…あれ?Aちゃん?」
さっきまで俺の隣をルンルンで歩いていたAがいつの間にか消えている
あれ?どこいっちゃったのあの人!?
駅内をキョロキョロすると、べそかいてる少年とお話しているのを見つけた
て「どうしたん?誰?その子」
「迷子になっちゃったみたいで。あと、転んで怪我もしていたので消毒をしてました」
普段から救急セット持ってるとかすご。
「ここの駅そんな広くないから一緒にお母さん探そっか!」
そう言って少年の手を引くA
普通になかなか出来ることじゃないよね?
なんだか、凄い子と一日を過ごすことになりそう
なんて思いながら俺もあとに続く
幸いなことに、俺の目立つ髪色と、“東海オンエアのてつや”という名前のおかげで少年の母親はすぐに見つかった
少年「お兄ちゃん!お姉ちゃん!ありがとう!」
少年に手を振り、切符を買って、俺の生まれの地 岡崎へ向かった
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ririsa__84(プロフ) - 私も初夢、てつやくん出て来ました。坊主のてつやくんが…終始ニコニコでおでん食べていました… (2018年1月12日 22時) (レス) id: d1659b9e79 (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - こんにちは☆楽しく拝見させていただきました(^^)ステキな初夢…羨ましい限りです☆受験、頑張ってください(*^ω^*) (2018年1月7日 12時) (レス) id: 8ba320eacd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:waca | 作成日時:2018年1月7日 1時