22 ページ25
山田side
ついたお店は居酒屋で、個室に入っていった
山｢えと、薮くん…久し…ぶり｣
薮｢久しぶり
いきなりだけど、いくつか聞きたいことがあるんだ｣
正直、話すのはちょっと怖い
でもきっと薮くんなら…と思った
薮｢まず、なんでお前は俺を避けてたんだ
電話しても出ないし、公園にも来ない｣
山｢だ、だって！薮くんが東京に行く前日、俺聞いちゃったんだもん…
薮くんが、俺は遊びだって｣
薮｢…！｣
山｢悲しかった、寂しかった！
俺は本気で好きだったのに、薮くんは俺のこと、遊びだったって…
だから、もう合わせる顔ないなって思って。
そしたらなんか薮くんを好きになってた俺がバカだって思って
諦めよう。忘れようって思った｣
薮｢でも、なんでそれだけで…｣
山｢それだけ？それだけじゃないよ
俺、知ってたよ。薮くんが女の人と遊んでたの
だから、薮くんは、俺にもう飽きちゃったんだって｣
薮｢違う！
俺は、涼介が、1番好きで！好きで好きでたまらなかった
でも、もっと会いたい。欲を満たしてほしい。って思うにつれて、なぜか女に手を出てた…｣
会えないのは、しょうがないじゃん
薮くんは東京に行くためにたくさん勉強しなちゃいけないし
山｢じゃ、じゃあ涼介は遊びって言ってたのは？なんだったの？｣
だめだ。俺、おかしくなっていってる
当時の気持ちが蘇ってきて、嫉妬とかでおかしくなる
薮｢俺は！遊びなんか思ってない！俺も本気で好きだった！
あの時話してた奴ら、けっこうめんどくさい奴らでさ、俺と関わってる奴ら全員犯しに行こうとしてたから…｣
じゃ、じゃあ、あのとき言ってた事は俺を守るため…？
そう思ったら涙が出てきた
山｢ごめっ…
俺、勝手に薮くんのこと忘れようとしてて…｣
薮｢ううん。
俺も、そう思わせるようなことしてごめん。
実際に女とは遊んでた訳だし…
ほんのごめん｣
山｢そのこのは、もういいの。
あ、そうだ薮くん。俺電話番号とか変えちゃったから交換しよ｣
薮｢あぁ、いいよ
涼介、俺まだ涼介のこと好きだから｣
へ？
いやでも、俺今好きな人いるし
諦めようとしてるけど…
薮｢涼介、今は彼氏とかいないんでしょ｣
山｢う、うん、まぁ…｣
薮｢じゃあ、俺頑張るからね｣
山｢え、あ、うん？
いや、あの、でも俺今好きな人いるよ？｣
薮｢だれ？知念くん？｣
山｢伊野ちゃん…｣
薮｢あのマッシュルームか｣
ちょっとワケありだけど…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 88人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)涼くん愛！(プロフ) - いえ！どういたしまして！もちろんです！ (2018年3月29日 8時) (
レス) id: c56b037121 (このIDを非表示/違反報告)
-aj(プロフ) - (名前)涼くん愛！さん» ご指摘ありがとうございます！これからも、よろしくお願いします！ (2018年3月28日 22時) (レス) id: 401ddfa293 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)涼くん愛！(プロフ) - 伊野ちゃんの年齢が16歳になっていますよ〜！この作品、面白くて大好きです(≧▽≦)更新頑張ってください！ (2018年3月28日 22時) (レス) id: c56b037121 (このIDを非表示/違反報告)
プラトン - 一目惚れ系大好きです！続き楽しみにしてます！ (2018年3月21日 8時) (レス) id: b3dd3820bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：-aj | 作成日時：2018年3月20日 1時
