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共同生活 ページ21
雅紀と美羽さんがうちに引っ越してきたのはそれから1ヶ月後のことだった。
特に美羽さんがこのうちを気に入ってくれて、
美羽：「もう絶対住みたい！運命感じた！」
って力説してたらしい。
会社でも雅紀にシレッと「あの2人昔付き合ってたんだって？」って言われて。
最初に聞いた時はそれなりにもめたらしいけど、
雅紀：「美羽見てたら『全然昔のことだよー！』ってあっけらかんとしてるしさ？なんかこだわってるのバカみたいで(笑)」
これで晴れて隠し事がなくなった私達は堂々とシェアハウスを決行した。
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リビングとキッチン、お風呂は共同。
それ以外は基本2階が雅紀たち。1階は私達。
冷蔵庫は２つ。お互いのは基本開けない。キッチンの収納も、別。
人は呼んでもいいが夜中まで騒がない。
洗濯物は雅紀たちはベランダに私達は庭先に干す。
共同生活なんだから基本あまり乱れた生活習慣で同居者に迷惑をかけない。
などなど…簡単に取り決めをして。
4人の共同生活がスタートすることになる。
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美羽：「美羽って呼んで？」
引っ越し初日荷物だらけの部屋で屈託無く笑う。
A：「…ええー…そんないきなり呼び捨ては無理無理！////せめてちゃん付けでいい？」
美羽：「ふふっ、いいよ♫私はAって呼ぶよ？(笑)」
A：「モチロン、いいよ。」
すると美羽さん。もとい美羽ちゃんの隣で雅紀がカズに言った。
雅紀：「まぁくん♡って呼んで？」
和也：「………寝言は寝てから言えや。」
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作者名：ゆい x他1人 | 作成日時：2018年5月18日 0時
