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味噌汁 ページ33
あれからなんとなく眠れなくて。
朝早くせっかく起きたんならちゃんと朝ご飯を食べようと味噌汁を作ってると、雅紀がボサボサの寝癖だらけの頭で起きてきた。
雅紀：「はよー」
A：「雅紀、早いね？」
時計を見るとまた6時前。
なんとなく雅紀は寝坊助のイメージだったから少し驚く。
雅紀：「んー、いつも朝飯の前に休日は走ってんの…ってナニコレ凄い朝ご飯！」
A：「え？これが？？」
雅紀：「朝から味噌汁って凄くない？」
A：「ああ…平日は洋食が多いよ？でも土日は割と味噌汁と焼き魚…飲んでく？」
雅紀：「え、」
A：「だから味噌汁。」
雅紀：「いいの♡」
A：「…いいよ(笑)」
また尻尾が見える。
雅紀：「ちょっと待って、顔洗ってくる！」
雅紀は洗面所に走って行くと顔を素早く洗ってサッパリ顔でカウンターにチョコンと座った。
A：「………。」
雅紀：「………。」
待ってる、んだね？
A：「相変わらず分かりやすいよね…」
雅紀：「は？」
A：「なんでもない。」
笑うのを堪えながら雅紀の前に一杯の味噌汁を差し出した。
するろ雅紀は幸せそうに一口飲むと「はぁぁぁー」って息を吐いて、
雅紀：「うーーー、美味い〜〜〜！」
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作者名：ゆい x他1人 | 作成日時：2018年5月18日 0時
