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新鮮 ページ10
そうだよね、お風呂入ってまたメイクし直したらなんだか張り切ってるみたいだし、スッピンで服だけ着替えるのも…ま、まぁいっか部屋着だけどこのままで！
と、なったらうん、来るまで飲み直そう！
髪をドライヤーで乾かしてから、冷蔵庫から2本目の缶ビールを取り出しプルタブを開けた時だった。
また携帯が鳴る。慌てて見るとまた沙羅から。
A：「はいはい。」
沙羅：『あ、A？さっき送ってもらった住所通りに来たら2階建ての古民家風な建物の前にいるんだけど…ここぉ？」
A：「えっ？もう着いたの？」
沙羅：「うん、だって食事もうほとんど終わってたし…ゴメン、早かった？」
A：「あー、いいいい！今玄関行くから！」
慌てて鏡の前で髪を整えると、ギシギシ音が鳴る廊下を小走りで通った。
ガチャ。
沙羅：「A〜」
A：「沙羅〜」
その後ろには雅紀くんが微笑みながら立っている。
店の外で見る2人。新鮮。
雅紀：「ゴメンね、仕事で疲れてない？俺は電話止めたんだけど。」
A：「全然！でもゴメン、スッピンだし、部屋着だけど。」
雅紀：「ううん、全然綺麗だよ。」
沙羅：「ほんとぉ〜なんかAってメイクしてないと清楚系なんだね？え？なんにもしてないの？」
A：「してないよ(笑)やめて、恥ずかしい！」
沙羅：「えー…綺麗。肌がすごく。」
A：「やめろ〜////さ、中に入って！」
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作者名：＊まぁ＊ | 作成日時：2020年2月8日 20時
