今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:27,875 hit
小｜中｜大
下世話な下半身野郎 ページ12
私の開けた缶ビールを見た沙羅は「私も頂こうかなぁ〜」なんて言い出すから、結局珈琲より酒を出すことになった。
沙羅：「えー、信じらんない、別れて1年以上経ってるのにいまだ同棲…あ、同居か、してるなんて！」
つーかそこのコンビニで買って来てくれたのつまみ系ばっかじゃん！飲む気満々じゃねーか。
雅紀くんは「俺は止めたんだけど。」って何度も苦笑い。
和也：「デショ？言ってやってよ沙羅ちゃん、甘え過ぎだぞ☆って。」
A：「ここはあたしンちだ！」
持ってたピーナッツを和也の頭に投げつける。
沙羅：「ほんとに付き合ってないの？同じ屋根の下に暮らしてて何も？ないの？？」
和也：「そうなんだよなぁ、おかしいでしょ？コイツ。さっきも脱衣所で俺の全裸見ながら全然違う話してんだもん。俺のハダカ見て何も感じないってもう女として終わってる。」
雅紀：「プッ、」
コイツ、雅紀くんの前でなんって話を！
A：「だいたいねぇ、私達がダメになったのだってあんたが店の客に手を出し、」
言ってる途中でハタ、と雅紀くんと目が合った。
雅紀：「ん？」
A：「………。」
クリクリの黒目の多いその瞳に見つめられると、う〜ん、下世話な話がしずらいじゃないか。
A：「なんでも、ないです…。」
和也：「………。」
和也がジッと私を見つめながら「ふぅ〜〜ん。」なんて意味深に相槌。なによ。
雅紀くんはね、あんたみたいな下世話な下半身野郎とは違うんだから。
ベッドの中でしか女を褒めないようなヤツじゃないの！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊まぁ＊ | 作成日時：2020年2月8日 20時
