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子供9人 ページ10
貴方side
「ご愁傷様です。なんか馴れ馴れしく撫でてすみませんでした」
「あ、いえいえ、確かにこんな見た目じゃそういう扱いにもなるんで」
伏黒を筆頭とした一年生に頭を下げられる。
いや、良いです良いです。
中身アラサー呪詛師ですし。
呪詛師ですし。←2回目
「にしても、小さい時からこんな見た目良いなんて大人になったら、相当良いんでしょうね! 栞さん!」
「いや、普通普通」
釘崎からは名前+さん呼びとなり、何故か慕われた。
後輩から慕われる何ていつ振りだ?
『灰原 雄です!』
『……七海 健人です』
……10年前にもいた。
1人は死んじゃったけど。
今の私は胸を張って、これが正しいとは言えない。
もう、後戻りが出来ない地点に、私は立っている。
(君の為でもあるんだよ……)
そう毎晩毎晩自分に言い聞かせ、
(『小娘1人死んでも、さして変わらんのだろう?』)
今の私は、誰の為に大勢の命を葬っているんだろう?
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作者名:陽毬 | 作成日時:2021年4月1日 16時