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いっくんの気持ち ページ8
｢まぁー、かすちゃんがいないのは寂しーけど、禁断の二人いるし、何だかんだ楽しそーだからいっか。｣
私がポツリと呟くと、隣にいたいっくんは驚いてこっちを見た。
｢はぁ？嫌じゃないん？？｣
｢え？いや、別にいいよ。いっくんも田中さんも好きだし。嫌じゃないよ。｣
わたしがいっくんに笑いかけると、いっくんはビックリしていた。
｢なっ、急に好きとか言うなや、恥ずいわ。｣
｢えーなんで？まぁいーじゃん、部屋入ろ？｣
私はいっくんを置いてさっそうと部屋へ入っていった。
｢…田中さんと…か。
俺だけ。なんて言わんよなぁ。｣
いっくんはポツリと呟いた。
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作者名：ふぃゆ(fwiyu) | 作成日時：2017年8月18日 15時
