検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:472,806 hit

51 ページ1

.









3時間目の終わりに聞いてから、モヤモヤしたまま過ごした4時間目。


いつも寝てしまう授業も、机に伏せたところで眠れず、抱えたモヤモヤから、逃れることが出来なかった。




モヤモヤを抱えた時間だけ、色々なことを考えてしまって、お昼休みになった今、感情を隠すことが出来なくなっていた。









健「ちょ、A。どうゆうことやねん。」




健ちゃんの問いには答えず、レイナの答えを待った。









健「レイナ、付き合ってんか?」



E「健ちゃん、今はやめとこ。」



健「いや、だって意味わからんやん。俺ら何も知らんかってんで?なぁ、臣。どうなん?」




「ちょっと、黙ってて!!」








健ちゃんが悪いわけじゃないのに、思わず怒鳴ってしまう。








「......レイナ、何で黙ってんの?」



レ「......ごめん。」



「何に対しての、ごめん?私が聞いてるのは、付き合ってるかどうかの話。どっち?」



レ「......付き合ってる。」









今日までに少しずつ見えていた、そうかもしれないという欠片たち。


やっぱり本当のことを聞くと、悲しさよりも怒りが勝ってきた。









「......で?付き合っちゃって、ごめんねって?あんた......なめてんの?」



レ「言えなかったから...」



「......ふざけんな!相談乗ってくれてた時、何だったの?腹の底で笑ってた?ねぇ、よく私の話聞いてこれたよね!?」






怒りのまま、近くにあった椅子を蹴ってレイナにさらに詰め寄った。






隆「A、手だけは出すなよ。」



「......わかってる。」









レ「だって、好きになっちゃったから...。」



「......だからって、何で黙ってたの?言ってくれてもよかったじゃん!ってか、友達なら言ってよ!」



レ「......傷付けたくなくて、」



「傷付いてるよ!でも、もっと早くに話してくれてたら、ここまで腹が立つ事も、傷つく事もなかった。」









2人が付き合ってるから、腹が立つんじゃない。

友達なら、何で言ってくれなかったんだ。




.

52→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (328 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1854人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kaomi(プロフ) - お忙しいとは思いますが楽しみにまってます!けど無理はしないでくださいね。 (2019年5月5日 1時) (レス) id: f248c983cc (このIDを非表示/違反報告)
まなみん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます。 (2017年6月13日 9時) (レス) id: f947904da3 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん - 更新してくださるの待ってます! (2017年6月5日 22時) (レス) id: 0bb7ebdf1b (このIDを非表示/違反報告)
@ひかるん(プロフ) - うわぁ、、、私的には臣とくっついてほしくてたまらない!!www最高です! (2017年4月28日 4時) (レス) id: 5c05dca3bb (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 青葉さん» 青葉さん、コメントありがとうございます☆ムズキュン!!!そう言ってもらえて嬉しいです(^^)これからも、よろしくお願いします! (2017年4月24日 23時) (レス) id: 412ede7606 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:わか | 作成日時:2017年4月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。