One more time (２)

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コーヒーを渡すと一口飲んで

ふはぁーというような大きな息を吐いた









「ここのサンドイッチ美味しいですよねー」




TA「だから買ってきたんだよ(笑)





あのさ、一つだけいい？」









いつもと変わらない笑顔の裏に

いつも以上に真面目な雰囲気をだすTAKAHIROさん









「なんでしょうか？」





TA「登坂のことなんだけど、もう放っておいてもいいよ。あいつが悪いし、
Aを傷付けるような事したのあいつだから。
AはAのしたいようにさ、周りに何言われても、自分の考えで動きなよ。」









昨日の歩との会話を聞かれてたんじゃないか


そう思うような話をされた。









「TAKAHIROさん、矛盾してるかもしれないんですけど.........」




TA「ん？」




「傷付いたというか、ショックというか......。まあ少なからずそれはあったんですよ。
惨めな思いしたっていうか......。

でも、まだきっと好きなんですよね、私。

会いたくない。話したくない。そう思う反面、
会いたいし、話したい、向き合いたい。そう思う自分もそういてるんです。」




TA「そりゃそーだ！そんなもんだよ。でもそのうち、どっちかの気持ちが大きくなって、無理なのか、一緒にいたいのか、それがわかる時がくると思うよ。」




「今は悩み時ってとこですか.........？」




TA「そうなんじゃない？悩め少女！」




「少女って歳じゃないです！(笑)」









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もう一度、初めからゆっくりと考えよ。









自分がどうしたいのか。

何を求めているのか。









受け身になるだけじゃなくて、

自分なりの答えを出してみよ。

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