One more time (２)

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久しぶりの連休。



これといって予定もなければ、やりたいこともない。









「あぁー気分転換に大掃除でもしよっかなー。」









１人で気合いを入れて

普段やらないようなところまで掃除をする。









やりだすとなかなか止まらない......









「うわ。水回り普段からもっとやっとこ......」









忙しさを理由に手抜きになりつつある水回り




もう少しマメにやっておかないと

触れるのも嫌になりそー。









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ピンポーン






「誰だろう。」









突然の訪問者にインターホンの画面を確認すると

笑顔で手を振るTAKAHIROさんがいた









「開けますねー。」









TA「よっ！って、何その格好......」




「あ、掃除中。でもよかったら、どうぞ。」









汚れてもいいようなジャージに片手にゴム手袋をはめた格好





まぁ普段、見ることのない格好だろうな。









TA「まぁいいや。ランチしよ！サンドイッチ買ってきた。」









ソファーに座るTAKAHIROさんは

紙袋を軽く持ち上げていつもと変わらない笑顔を向けた









「コーヒー入れますね。」









もしかしてあの話かなーと思いつつ

お湯が湧くのをジッと待った。

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