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『あ、ちょっと。』









そう言って手招きをされて顔を少し下げた時

臣くんの顔が少し上がってきて









触れるだけのキスをした。









一瞬のことなのに頭の中が真っ白になって

反応ができず固まってしまった。









『無反応って......(笑)』




「いや、え、んー。はい。」




『はいって何(笑)』









ずっと私の毛先で遊ぶ臣くんに

心臓が痛いぐらい激しく動いてます。









『ベッド行こっか。』




「えっ!?」




『え、ここで寝んの!?』




「あ、いや、布団がいいかな、寝るのは。」




『でしょ。ほら、』









そう言って既に立ち上がっている臣くんの手を

握って同じように立ち上がった。









『寝るだけで済むかな.........』




「ん?なんて?」




『何でもない。』









小さすぎて聞き取れなかった。

なんて言ったんだろうと思いつつ後ろをついて寝室に来た。









.









.









『ちょっと、遠くねぇ?』




「ちょうど、よくねぇ?」




『なに、言い方真似してんの(笑)』




「いや、なんとなく。」




『もっとこっち。』









そう言って体をぐっと引き寄せられた。


同じ向きで体がピタッとくっついてる.........









「っ!!!ちょっと!」




『なに。』




「っさ、触ってる!」




『うん。』




「うん。じゃ、な、くて.........」









あらぬところを触り出す臣くんに

戸惑いと羞恥心と正直な体に

どうしていいのかわからなくなった。


.

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わか(プロフ) - 聖也さん» わかりました!凄く!わかります!人のことは言えても、実際自分がなると本当ダメですよね!物凄く共感しました! (2017年1月22日 13時) (レス) id: 412ede7606 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - あとさん» あとさん!結末……私にもわからないです。笑 (2017年1月22日 13時) (レス) id: 412ede7606 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 寿枝さん» ちょっとゆっくりした更新ですが、よろしくお願いします! (2017年1月22日 13時) (レス) id: 412ede7606 (このIDを非表示/違反報告)
聖也(プロフ) - これから愛を深めていこうって時にそれは無理だわ…。 正論言う人に限って、いざ自分が同じ立場になったら何もできないんだから! (2017年1月20日 15時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
あと(プロフ) - どうなるんでしょうか?とっても気になります(>_<)更新嬉しいです! (2017年1月17日 5時) (レス) id: 0da50f1738 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わか | 作成日時:2017年1月7日 1時

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