One more time (２)

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直人「だーかーらー！寒いっつーの！！！」




『どうせ、また岩ちゃんでしょ？(笑)』




岩「あ、直人さーん！」




直人「ほんっと！！！この末っ子は......」









先ほどまであの大きなステージでキラキラと輝いて

目の前にいる人たちに笑顔と涙を湧かせてたのに









今は裸同然で楽屋でわちゃわちゃ。









『もう帰んの？』




「はい。お腹もペコペコなんで。」




『どっか食いに行く？』




「行きません！では、先にホテルに戻りますね。

みなさん、お疲れ様でーす！」






「「「おつかれー！」」」









ライブ後にほとんど仕事のない私たちは

先にホテルへと戻ることが多い。







静「お腹すきましたね。何食べます？」




「えー、バイキングでしょ？色々食べるよ。」




静「私はとりあえず唐揚げが食べたいです！早くホテル着かないかな〜。」









静ちゃんとほてるに着いて荷物だけを置いたら

レストランへと向かった。









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静「食べすぎたかも......」




「だろうね(笑)」




静「では、また明日。お疲れ様ですー。」




「はーい、お疲れ様。」









静ちゃんは食べすぎてしんどそう(笑)









部屋に戻ってシャワーを浴び終えると呼び鈴が鳴り







隆「オレオレー。」




「オレオレ詐欺、好きだね。」




隆「好きじゃねーし(笑)」




「で、どうしたの？」




隆「これ、差し入れのプリン！渡すの忘れてたから。静ちゃんにも届けたよ。」




「ありがとう。わざわざ持ってきたんだ。」




隆「まぁねー。」




「で、なに？」









普段ならしないことをするとね

何かあるんだなーって、簡単に勘付くもんだよ、隆二。


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