One more time (２)

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『お前、飲みすぎんなよ。』




「あ、それ！楽しみに置いてたのに！」




『あ、ごめん。はい、』




「やったー！」




『って、聞いてる？』




「うん、聞いてる、聞いてる。」




『ったく。』









前にご飯いってから２ヵ月近くあいたというのに

２人で話しても緊張したりぎこちなくないのは

たまに臣くんからかかってくる電話のおかげなのか


ただただ楽しい時間を過ごせた。









「今度ね、隆二も来たいって。」




『どこに？』




「ここに？」




『やだよ。』




「どーしてー？」




『なんでも。』









いいじゃん別に。って残りのお酒を飲み干して言うと




真剣な目で見つめられた。









『隆二も一緒の方がいい？』




「え？んー、いたらいたで面白そうだね。」




『隆二が来るなら俺こねぇよ。』




「じゃー隆二と２人じゃん！いつも通りだもん。」




『は？そんな飯行ってんの？』




「うん、先週も行った。」




『俺、聞いてねぇし。』




「言ってないもん。」









思いのほか直ぐにタメ口に慣れて

今まで以上に近く感じる距離感が落ち着く









『......隆二と行く時、次から俺も誘え。』




「さっきは来ないって、」




『ぜってぇー誘えよ。』









でた。ほら、また出てきた。

強引なところ。


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