病気です ページ24
エースの部屋に招かれ、二人でベッドに腰掛けた。
隣にエースが…エースがいる…！！！
叫びそう…。
エース｢俺は元々、海賊船の船長だったんだ｣
｢あー、スペード海賊団…だっけ？｣
エース｢知ってるのか？｣
｢有名だったよ。すげぇスピードで進んでる海賊が居るって｣
へぇー、と意外にあっさりとした返事だった。
…あ、目がキラキラしてる。嬉しいんだ、やっぱり。
横に揺れる尻尾が見える。
かわいいかよ。
エース｢………ん？Aって、船に来たとき一人だったよな？｣
｢おう｣
エース｢…一人でグランドライン回ってたのか！？その年で！？｣
｢いや、一応北の海とか東の海とか行ってたから、ずっとグランドライン回ってたわけじゃねェし…｣
エース｢………は？東の海から戻ってきたのか！？新世界まで！？……………どんな15歳だよ…｣
顎が外れてるんじゃないかってくらい口を開いているエース。
もう少しで顎が地面に着きそうだ。
えー…そんなにか？
海王類に襲われたり、船が沈んだり、確かに苦労はしたけど、"能力"のお陰でギリギリ生きてこれたし。
この"能力"便利すぎるわ、本当に。
｢まァ、流石に疲れたけど…｣
エース｢疲れてんのに手伝ってたのか？｣
｢暫く居なかったから、流石に働かなきゃな。旅に出たいって言い出したのは俺だ｣
エース｢へェー。Aって堅苦しいっつーか、真面目？なんだな｣
真面目、なのか？
なんだろ、元日本人の癖みたいなものかもしれない。
何かしてないと落ち着かない…ワーカーホリックかよ。
でも、元々俺は超適当人間だったはず。
決して働き者ではなかった。
理由、理由なァ…。
｢あ、分かった。父さんが女の尻ばっかり追っかけてたからだ｣
エース｢あ、なるほどな。因みに、"追っかけてた"、じゃなくて、"追っかけてる"の間違いだぞ。
そういや、何で宴断ったんだよ、楽しみにしてたのに…｣
いや知ってる。
父さんがそんな簡単に変わるわけねェし。
じゃなかったら母さん泣いてない。
だから蹴りを入れたんだ。
ため息をつくと、苦労してんだな、と同情のような目で見られた。
同情するなら薬くれ。
バカに効くやつ。
で、宴を断った理由だけど…。
｢宴の話になったとき、マルコの顔が曇ったんだ｣
エース｢いつもマルコの顔なんて見てるのか…｣
おい引くな。
俺はソッチじゃない。好きだけど。
好きだけど！！！！！
目の保養です！！！
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ライキ - 反応が遅れてしまい、申し訳ありません！更新ありがとうございます！！陰ながら応援させてもらってます！！これからも楽しみにしてます！ (2022年12月4日 19時) (
レス) id: c3cdfe919e (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 哀羅さん» ありがとうございます！ (2020年11月16日 16時) (レス) id: 93b38c73d0 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 柳さん» 今、フォローさせてもらいました！！！ (2020年11月16日 7時) (レス) id: 4b111e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - ありがとうございます！フォロバさせていただきますね！ (2020年11月15日 23時) (レス) id: 93b38c73d0 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 明日、Twitter探してフォローさせてもらいます！ (2020年11月15日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柳 | 作成日時：2019年10月18日 20時
