謎の使命感 ページ23
エースside
エース｢A！何やってんだ？｣
｢備品の整理｣
エース｢A！釣りしようぜ！｣
｢悪い、マルコに呼ばれてるんだ｣
エース｢A！｣
｢ごめん｣
エース｢A！｣
｢ごめん｣
エース｢A…｣
｢本当にごめん｣
エース｢…｣
サッチ｢あいつも忙しいんだよ！そうへこむなって！マルコも助かってるって言ってたしな、手伝って貰える奴が帰って来て嬉しいんだろうよ｣
サッチの息子だというAに興味が沸いて、仲良くなりたくて声を掛けた。
なのに、帰ってきたばかりのあいつは周りを手伝ってばかりで、全て断られちまった。
しかも、Aは何故か宴を開くことを頑なに嫌がったのだ。
そのせいで俺は未だにまともな会話すらできていない。
エース｢絶対仲良くなってやる…｣
サッチ｢その意気だ！頑張れ！！｣
そう決心した俺は、とりあえず目の前の肉を頬張った。
腹が減っては戦は出来ねェしな！！！
sideA
｢あ"ー…疲れた｣
マルコ｢悪いねぃ。帰ってきたばかりだってのに｣
マルコはそう言ってコーヒーを入れてくれた。
その流れで、頭も撫でられる。
すげぇ、疲れ吹き飛んだ。
あと3時間はいけるな。
帰って来てからというもの、働かなきゃ、という使命感に駆られて、マルコの手伝いや、洗濯や皿洗いなどの雑用で駆け回っていた。
今も、マルコの机に積まれていた書類の処理を終わらせたところだ。
これが終われば、あとは特には何もないらしい。
そういえば、エースに何回も話し掛けられてたな。
…何だったんだろ。
マルコ｢エースが話したがってたから、早く行ってやれよい。食堂にいるはずだ｣
｢あァ。ちょっと行ってくる｣
食堂へ歩いている途中、初見の人に何度か声を掛けられた。
新しく入ってきた人にも、いい奴認定されているらしい。
頑張った甲斐があったｯ！！！
｢父さーん。エースいるー？｣
サッチ｢おう、A。お疲れさん。居るぞ、ここに｣
父さんのいう"ここ"というのは、カウンターの席。
机に突っ伏して、寝てしまっている。
手には骨付き肉が握られていた。
おぉ、初めて見るな、エースが飯食いながら寝てるとこ。
改めて見ると、凄ェ…。
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ライキ - 反応が遅れてしまい、申し訳ありません！更新ありがとうございます！！陰ながら応援させてもらってます！！これからも楽しみにしてます！ (2022年12月4日 19時) (
レス) id: c3cdfe919e (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 哀羅さん» ありがとうございます！ (2020年11月16日 16時) (レス) id: 93b38c73d0 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 柳さん» 今、フォローさせてもらいました！！！ (2020年11月16日 7時) (レス) id: 4b111e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - ありがとうございます！フォロバさせていただきますね！ (2020年11月15日 23時) (レス) id: 93b38c73d0 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 明日、Twitter探してフォローさせてもらいます！ (2020年11月15日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柳 | 作成日時：2019年10月18日 20時
